暑かった日々も過ぎ去りました。夜風はふいに冷たく、少しずつ秋を感じる、まるで風邪の治りかけのようにぼんやりしていた視界が、急にピントがあってきたような季節です。秋雨降る街を眺めながら、ふと、交差点に咲く色とりどりの傘に美しさを感じます。

センチメンタルな気分。今年も残り三分の一だと思うと、「今年はなにしたかな」「去年の今頃はどこにいただろう」とつい振り返ってしまうこともあります。そんな時、なにかを映し鏡にして、街のどこかに、自分の輪郭を探したくなります。

「読むこと」で自分の今を知る。空を読む、街を読む、本を読む、手相を読む、歌を読む。いろんなことを読み解いて、2017年の今を愉しみます。さぁ、街に出て歩きましょう。

これまでのうわさ