クラウドソーシングサービスで稼ごうと考えた時に、まず調べて出てくるのは二大巨頭である”クラウドワークス”、”ランサーズ”だと思います。
両社ともに最大手であるが故に、
- クラウドワークスとランサーズの違いはなに?
- 初心者におすすめなのはどちらなのか?
と疑問に思う方も多いと思います。
そこで今回は、
- クラウドワークスとランサーズの違い
- どちらが初心者におすすめか
こちらの2点について解説していきます。
クラウドワークスとランサーズの違い

結論からお伝えすると、クラウドワークスとランサーズは、どちらも最大手のクラウドソーシングサービスなので、どちらもそこまで差はありません。
ただ、違いがあるとすれば、以下2点が挙げられます。
- 案件数の豊富さ
- 利用者の多さ
案件数の豊富さ
仕事を探す上で重要になのは、案件数の豊富さです。
当たり前ですが、案件が無ければ仕事を受注する事は出来ません。
クラウドワークスとランサーズのジャンル別の案件数を以下にまとめました。
※2022年7月31日時点 | クラウドワークス | ランサーズ |
全体の案件数 | 9,850件 | 9,603件 |
システム・アプリ開発案件 | 336件 | 4,705件 |
ライティング案件 | 3,004件 | 938件 |
軽作業(タスク)案件 | 2,978件 | 623件 |
動画編集案件 | 862件 | 218件 |
翻訳・通訳案件 | 208件 | 84件 |
全体の案件数はどちらも大きな差はありませんが、ジャンル別で見てみると
- システム・アプリ開発案件は、”ランサーズ”が優勢
- 開発案件以外は、”クラウドワークス”が優勢
利用者の多さ
検討している方が多い、”ライティング関係”の記事作成の場合は、クラウドワークスの方が案件数が豊富という事が分かりました。
どのジャンルに力を入れたいかで、どちらを選択するべきか考える事が大切になります。
クラウドワークスとランサーズは、クラウドソーシングサービスの2代巨頭ですが、登録者数は大きく異なります。
クラウドワークス:470万人
ランサーズ:110万人
クラウドソーシングサービスとしては、ランサーズの方が歴史は長いですが、利用者の面では、現在クラウドワークスの方が360万人も多い状況でした。
クラウドワークスとランサーズの共通点

案件や利用者数で違いはあったものの、もちろん共通点もあります。
- 手数料/振込手数料は全く同じ
- 信頼性・安全性は2つとも文句なし
手数料/振込手数料は全く同じ
クラウドワークスとランサーズは、手数料が同じになります。
まずは、依頼物の納品をした際に支払われる報酬に対してかかる”システム手数料”は以下の通り、
サービス名 | 20万円以上 | 10万円~20万円未満 | 10万円未満 |
![]() | 手数料5% | 手数料10% | 手数料20% |
![]() | 手数料5% | 手数料10% | 手数料20% |
ご覧の通り、2つのサービスでは、システム手数料の差は全くありません。
また、支払われた報酬はサービス内に入金され、設定に応じて自身の銀行口座に振り込みをします。
その際の、銀行への”振込手数料”についても表にまとめたのでご連絡下さい
サービス名 | 楽天銀行 | その他銀行口座への振り込み |
![]() | 100円/回 | 500円/回 |
![]() | 100円/回 | 500円/回 |
システム手数料と同様に、振込手数料も全く同じです。
信頼性・安全性は2つとも文句なし
クラウドワークスもランサーズは、どちらも東証マザーズに上場していて、クラウドソーシングサービスの最大手企業2社が運営するサービスになり、企業として申し分はありません。
また、2社ともに『未払い』『未納』を防ぐためのシステム・サポートが充実しており、仕事を依頼する側・受ける側どちらにも安心して利用できるサービスとなっています。
初心者には、クラウドワークスとランサーズどちらがおすすめ?

結論からお伝えすると、クラウドワークスの方が初心者におすすめになります。
理由としては以下の通り、
- 初心者でも始めやすいタスク案件が豊富
- ライティング記事の案件が豊富
初心者が副業としてクラウドソーシングサービスを使用する場合、
『資格が無くても始める事が出来る』というのは、かなり重要なポイントです。
ランサーズも案件数は多いですが、開発案件等の特定のスキルが必要な依頼が多く、初心者には手を出しにくい分野になる可能性があります。
一方、クラウドワークスは、タスクやライティング案件等、知識や資格が無くても出来る初心者向けの案件が豊富に存在します。
どちらも優れたサービスではありますが、以上の事から、初心者が始めるのならまずは”クラウドワークス”がおすすめとなります。
【まとめ】初心者におすすめなのは、案件数の差で”クラウドワークス”

クラウドワークスもランサーズもどちらも業界最大手のサービスになるので、システムやサポート、案件数などに関しては、他のクラウドソーシングサービスに比べても優れています。
ですが、この2つを比べると全体の案件数は同じくらいである物の、ジャンルで比べると少し差がありました。
- ランサーズの方が開発案件が多い
- クラウドワークスの方が初心者向けの案件が多い
上記内容から、知識や資格が無い方でも始められる案件が多いクラウドワークスの方が優勢という結果となりました。
今回調べたのは2022年7月31日時点ですが、各サイトを見ていても、上記ジャンル別の案件は数に変化はあっても、状況はあまり変わらない様です。
初心者の内は、沢山のクラウドソーシングサービスに手を出しがちですが、まずは一つのサービスに絞って、実績を積み上げていく事が、新たな収入源を確立していきましょう。