「自分らしいキャリア」を真剣に考える Woman's Career Meeting Report 第1回「キャリアアップのための『感情マネジメント』」

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oman Career主催の「Woman's Career Meeting」は、各界で活躍する講師を招き、女性が「自分らしいキャリア」を真剣に考えるきっかけ作りを目指す女性向けイベントです。 10月2日(水)、東京・丸の内にて実施した第1回のテーマは「キャリアアップのための『感情マネジメント』」。ソウル五輪のシンクロナイズドスイミング(デュエット)銅メダリストの田中ウルヴェ京さんと、キャリアカウンセラーの藤井佐和子さんによるセミナーとトークショーに、多くの女性が集まりました。Woman Career編集部が当日の様子をレポートします。 第1部の講師は、田中ウルヴェ京さん。メンタルトレーナーとして、プロスポーツ選手からビジネスパーソン、子育て中の女性などを対象に、コーピングと呼ばれるストレス対処法を使ったメンタルトレーニングをしているという自己紹介から始まり、1988年ソウル五輪のシンクロデュエットで小谷実可子さんとともに銅メダルを獲得した後に、キャリア形成で苦労した経験談を披露されました。引退後、シンクロのコーチとなりましたが、オリンピックが生活のすべてだったこともあり、目標を見失い、仕事でも生活でも他人の目を気にして自信が持てなかったと言います。そして「自分は本当は何がしたいのか」と考えるようになり、アメリカの大学院へ留学。そこでコーピングと出会い、弱ったメンタルを整え、自分のキャリアプランを再設定できました。輝かしい経歴を持つ田中さんが抱えていた意外な心の葛藤に、参加者は熱心に聞き入っていました。「キャリアアップを考える際にコーピングで感情をマネジメントすることで、自分の本当にやりたいことが見えてきます」と語る田中さん。次はいよいよ実践編です。 田中ウルヴェ京さん実践編は「今のストレスを、隣の人と5分交代で話してください」という課題からスタート。初対面にもかかわらず、参加者同士、日ごろのストレスを語り合いました。田中さんは、(1)「上司にしかられた」とストレスのきっかけを話す人(2)「イライラして嫌」と感情を話す人(3)「上司にしかられ、イライラした」と、きっかけと感情の両方を話す人の3タイプに分類。「(1)のようにストレスのきっかけは認識していながら、感情を外に出すのが苦手な女性が多い。いつも感情を抑えているので、自分がどんな物事にどう感じるのか分からなくなっていて、知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまいます。すぐ実践できるコーピングとして(3)のようにきっかけと感情を分けて考え、喜怒哀楽を自覚することが、無駄なストレスをためないコツ」と解説しました。

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