大地のエネルギーを五感で感じる「ボッケ阿寒湖自然探勝路」へ

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阿寒温泉街にあるボッケ自然探勝路は、「火山」「森」「湖」の魅力に触れることのできる、自然の活気に満ちあふれたエリア。原始の森の息吹を存分に感じることができます。 阿寒温泉街から歩いて15分ほどにある「阿寒エコミュージアムセンター」の横に、ボッケの森へと続く入口があります。30分から1時間ほどで周ることのできる約1.5㎞の散策路があり、女性一人でも歩くことのできる明るさが特徴です。鳥のさえずりを聞き、木々がつくる清涼な甘い空気を味わいながらの散策は心が洗われるよう。 歩き進めると、樹齢数百年以上と思われるカツラの巨木に遭遇しました。幹や根が複雑に絡み合ってできた大きな洞(うろ)が、神秘的な光景をつくりだしています。原生林に覆われていた時代を生き抜いてきたカツラ。時空を飛び越えてかつての森に思いを馳せることのできる貴重な存在です。 さらに歩みを進めていくと漂ってくる、かすかな硫黄の匂い。探勝路の名称にもなっている「ボッケ」が見えてきました。ボッケはアイヌ語で「煮え立つ」という意味のポフケが訛ったもので、泥火山のことを指しています。 火山の地熱により100℃を超える熱泥と水が、火山ガスとともに、絶えず地表に噴出しています。 あちらこちらで「ポコ、ポコ」と音を立てている泥火山。地中のエネルギーを間近で感じることのできる神秘的な場所です。 近くの土は、地熱によって熱くなっていることがありますので、くれぐれもヤケドにはご注意を! 阿寒の中でも、多種類の植物を見ることができるボッケの森。散策途中で、「ミツバツチグリ(三葉土栗)」のかわいい花を見つけました。 5月下旬から7月頃まで、ボッケの森ではたくさんの花が見られます。図鑑を片手に花観察をするのも良いかもしれませんね。 また鳥のさえずりが聞こえたり、運がよければエゾリスに出会うことができるかも! にぎわいのある阿寒湖温泉街の近くにありながら、さまざまな動植物に出会えるのもボッケの森の魅力です。 温泉街のホテルが見えてくるとゴール間近。近くには、散策で疲れた足をほぐすにはもって来いの無料の足湯があります。阿寒湖温泉の湯は格別ですよ。 わずか1.5㎞の自然探勝路の中でさまざまな発見ができる「ボッケの森」は、癒しと刺激が入り混じった自然のアミューズメントゾーンといえるかもしれません。ぜひ一度散策を楽しんでみてください。早朝の散歩もおすすめです。魅力的な出会いがきっとありますよ。

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