週1回の下ごしらえだけでOK! 鶏肉と豆で健康的に体をつくる『SAMURAIレシピ』ダイエット

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<<画像付きでこの記事を読む女性なら、誰もが一度は挑戦したことがあるだろうダイエット。「太った原因は食べ過ぎにある!」と考えて、食事を抜いたり、サラダやフルーツだけを食べたりしたことがある人も多いのでは? でも、結局そういったダイエット法の成功談はあまり聞かないのも事実。『SAMURAIレシピ』著者である料理家・副島モウさんに、間違ったダイエット習慣に陥らない食の工夫について教えてもらった。 ヒュー・ジャックマンの肉体美を維持した 高タンパク・低脂肪・低糖質な食事 副島モウさん 料理家。エコール辻フランス・イタリア料理カレッジ、同校グループ校フランス・リヨン・シャトードレクレールを卒業し、現地星付きレストランにて修行。帰国後、都内ホテル・レストランを経て、独立。撮影現場のケータリング、フードコーティネーション、調理講師をするほか、COOKPAD「男の料理」のレシピ監修など多岐に活躍する。2013年日本公開の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』の日本ロケで、主演のヒュー・ジャックマン氏の専属シェフとなり、“SAMURAIレシピ”を開発。2011年に鎌倉に『RENDEZ-VOUS DES AMIS』をオープンし、オーナーシェフとして厨房にも立っている HP http://www.mousoejima.com/ 「食べないで痩せようとするのは、一番やってはいけないダイエットです。リバウンドする可能性が大きく、より痩せづらい体になってしまいます。本当に痩せたいのなら、適度な運動とバランスのとれた食事を心掛けることが大切です」 余計なぜい肉=脂肪を燃やすには、運動によって筋肉を付け、基礎代謝を上げるのが一番……というのは分かっていても、そこまで本気で体を鍛えるのは、日々忙しく働く女性には厳しいもの。 「まずは、ちゃんと料理したものを食べることを心掛けてほしいですね。僕たちの身体は、食べたものからできている。だから、毎日ちゃんとしたものを食べていると、自然と『運動もしてみたら、より健康にいいかな』と、思えてくるものですよ」 副島さんの考案した『SAMURAIレシピ』は、ヘルシーでありながら、筋肉の生成に欠かせない高タンパク・低脂肪な低糖質メニューのレシピ集だ。実は副島さんは、2013年日本公開の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』の日本ロケ期間中に、主演のヒュー・ジャックマン氏の専属料理人を務めた人なのだ。超人的な肉体づくりを支えた料理と聞くと、マッチョ志向の男性向けのように感じるかもしれないが、実は毎日忙しく働く女性にもオススメなのだと、副島さんは言う。 「『動物性タンパク質250g、植物性タンパク質250gと野菜を250g。これを1日に8食。2時間半おきに』。これが、ヒューから求められた食事です。食事の回数こそ筋肉美をキープしなければならない彼ならではのものですが、食物繊維が豊富で、高タンパク・低脂肪・低糖質な食事は、男女問わず、ボディ・メイクにぴったりなメニュー。実際にヒューが食べていたストイックな料理は3品しか掲載していませんから、安心して一般女性にも試してほしいですね(笑)」 「茹で鶏」と「豆」が基本の食材 週に一度の下ごしらえでアレンジ自在! 『SAMURAI レシピ BODY MAKE FOOD by Chiken×Beans』 副島モウ・著/グラフィック社/1500円(税別) ヒュー・ジャックマンの専属シェフとなったことがきっかけで、太りにくく、筋肉が落ちない(つきやすい)レシピを開発。鶏胸肉をメインに豆、野菜、果物をバランスよく入れた高タンパク質で、低糖質なレシピ。さらに老化の原因といわれる「AGE」が生み出されないような調理法も駆使し、カラダづくり、筋肉づくり、アンチエイジング対策に有効なレシピが満載! 手軽に続けられるように、鶏肉、豆類は下ごしらえした食材を使い、平日でも簡単に調理できる便利な一冊 『SAMURAIレシピ』で使用されている主な食材は2つ。茹で鶏と豆である。 「鶏胸肉にはイミダペプチドという超回復アミノ酸が含まれています。渡り鳥が何万キロ飛んでも疲れない、マグロが一生泳ぎ続けられるのはこのイミダペプチドによるもの。1日に100gほど摂取することで疲れにくい体をつくれるという最近の研究結果も出ています。本の中では、鶏胸肉でもジューシーに茹で上げるプロの技と、休日に茹で鶏を仕込んで1週間で使い切る方法を紹介しています。食物繊維と植物性タンパク質が豊富な豆の中でも、レンズ豆は特にオススメ。下ごしらえが簡単で、どんな料理にも合うんです。茹で鶏と豆を仕込んでおけば、帰宅して5~10分で、パパッとヘルシーな夕食が出来上がりますよ」 副島さんが提唱するのは、「夜だけ、低糖質」。糖質は、人間の活動のエネルギー源となる欠かせない栄養素だが、夜に取り過ぎるとそのまま脂肪になってしまいかねないのだという。 「ただし、週1回くらいはごはんや麺、脂たっぷりの料理を楽しんでもいい。無理する必要はないんです。楽しく、おいしく、続けることが大切です。茹で鶏に飽きたら、牛ヒレや豚ロース、エビやイカであればメインに差し替えてもOK。野菜も、豆にこだわらずとも、ブロッコリーやカリフラワー、夏ならトマト、冬なら小松菜などが便利で体にも良いです。冷蔵庫に常備させておくといいですね」 毎日おいしく食べるためには、味付けのコツもある。料理が苦手な人でも、和洋中のポピュラーな調味料さえあれば簡単にできるという。 「例えば、疲れて何もしたくないときは、茹で鶏とトマトにポン酢をかけるだけでもいい。オイスターソースで炒めれば中華風になるし、ピリ辛にしたいときはラー油を足すだけでOK。甘みが欲しいときは、砂糖ではなくアガペシロップやメープルシロップがオススメです。レシピ通りの分量で作ると女性には少し多いかもしれませんが、翌日のお弁当のおかずなどに活用できます。いろいろアレンジを試してみてくださいね」 ダイエットメニューにありがちな、満足感のなさや味付けへの不満とは無縁の『SAMURAIレシピ』。試せば体だけでなく、心にも変化が訪れるかもしれない。 「1カ月も続ければ、体型の変化が実感できるはずです。ただ、本当に伝えたいのはダイエット効果よりも、食事の大切さや、食事で心身が変わるということ。『SAMURAIレシピ』をきっかけに、それに気付いてもらえたら嬉しいですね」 取材・文/櫻井 忍 撮影/柴田ひろあき <<画像付きでこの記事を読む

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