自家製の天然酵母を使ったパンが人気。浅草の小さなパン屋「粉花」

記事画像

「粉花」は、浅草生まれのほんわか姉妹が営む小さなパン屋です。自家製の天然酵母を使ったパンは、もちっとした食感で、どれも愛らしい形が特徴です。 浅草駅から徒歩約10分。 駅から浅草寺を抜け、言問通りを渡った先にある、観光客のにぎわいも少し落ち着いた静かな通りに、真っ白でレトロな可愛い建物の「粉花」はあります。 店内へ入ると、小さなショーケースに食事パン、ベーグル、スコーンなど、ちょっと小ぶりの可愛らしいパンが並び、10時半の開店と同時に、お客さんが絶え間なくとやってきます。開店以降は、新しいパンが焼き上がる度に店頭に並べますが、それもどんどん売れていき、お昼にはすべて完売してしまうことも。 こちらのお店は、双子のようにそっくりな藤岡さん姉妹が、2008年にお二人でオープンさせました。2005年頃に、妹の恵さんが趣味でパン作りを始めたことをきっかけに、姉の真由美さんもパン作りを始めたそうですが、その後は真由美さんの方がすっかりハマッて、来る日も来る日もパンを作り続けるうちに、これを仕事にしようとパン屋を開くことを決意。パン屋を開くと聞いて、恵さんも「楽しそう!」と一緒にお店を手伝うことにしたそうです。 お店のパンは、レーズンを使って起こした自家製の天然酵母、甘さが感じられる北海道産の小麦、沖縄の塩で作ったシンプルなものです。 写真は、石臼引き全粒粉を使った「カンパーニュ」300円(小)。ほんのり天然酵母のレーズンの香りがします。 いちばん人気のパンは、食パン生地を丸めて焼いた「丸パン」200円(メインカットの右から2番目)。外はパリっとしつつ、中は驚くほどもちっとした食感で、一度食べるとやみつきになります。 こちらは、「抹茶とホワイトチョコのスコーン」200円(右)です。 通常のスコーンよりかなり多めに全粒粉を使っているので、ナッツ入りかと思うほど食感がざくざく。さらに、お友達のお茶屋さんから仕入れたという抹茶が濃厚で、オーガニックのホワイトチョコもアクセントとして効いています。 ベーグルにも自家製天然酵母を使用しているので、もっちりしっとりしています。一度生地を茹でることで、北海道産小麦の生地の風味がしっかり感じられるようになるそうです。 「プレーンベーグル」230円をはじめ、季節ごとに具材を変え常時4、5種類ほどが用意されています。 お店は不定期で、午後から夕方頃まで、6席ほどのカフェとして利用することもできるそうです。 カフェの担当は、コーヒーが大好きな恵さんが中心。コーヒーファンから愛される、自家焙煎の珈琲豆販売店「グラウベル」で淹れ方を学び、そこで購入したブレンド豆を12時間以上水出し抽出した「アイスコーヒー」500円や、ミルクの味が濃い山地酪農牛乳を使った「アイスカフェオレ」500円はとても評判がよく、コーヒーを飲むためだけのためにやってくるお客さんもいるほどです。 お二人の“大好き”が詰まった空間は、ほっこりとして、“可愛い”であふれています。 浅草寺からもすぐなので、観光の際にはひと足伸ばして訪れてみて。

もっと続きを読む