「祇園祭」のハイライト!豪華絢爛な山鉾巡行と幻想的な提灯が照らす宵山へ

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一ヵ月に渡る祇園祭は、幻想的に山鉾が浮かび上がる「宵山」と、豪華に飾られた山鉾が都大路を進む「山鉾巡行」がハイライトです。今回は数ある見どころの中から、「前祭」の楽しみ方をご紹介します。(メイン写真:祇園祭 7/17「前祭」山鉾巡行) 地下鉄・四条駅周辺の山鉾町では、7月14日~16日の夕方から夜にかけて「宵山」が行われます。駒形提灯が幻想的に山鉾を照らし、コンチキチンの祇園囃子が賑やかに奏でられる中、厄除けの粽やお守りが授与され、山鉾を飾る豪華な懸想品が町会所で公開されます。 厄除けの粽などを買い求めると、町会所や山鉾に上がってご神体や山鉾を飾る懸想品を目の前で見学することができる山鉾もあります。(長刀鉾・放下鉾は、女性は町会所2階まで) 山鉾の上は、賑わう宵山の風景を一望できるのはもちろん、下からでは分かりにくい細かな装飾を間近で目にすることもできます。 〇 祇園祭 宵山 7月14日~16日 [所]各山鉾町(地下鉄四条駅地上周辺) 見学自由(山鉾搭乗は有料)、雨天開催 山鉾では、宵山の期間中限定でご朱印をいただくことができます。各山鉾はさまざまな物語をモチーフにしているため、ご朱印のデザインは個性いろいろ。山鉾のご利益も、厄除けに加えて縁結びや金運アップなどそれぞれに特徴があり、自分に合ったご利益を求めて巡るのも楽しみ方のひとつです。 山鉾巡りの合間には、古い商家が所蔵する秘蔵の屏風を披露する「屏風祭」へ行くものおすすめです。美しい屏風や美術品の数々からは、京都の町衆が受け継いできた歴史や伝統、美意識を感じることができます。 〇 ご朱印巡り 7月14日~16日 [所]各山鉾町(地下鉄四条駅地上周辺) [時間]山鉾により21時で受付終了 [料金]志納金が必要な場合あり 7月17日の午前9時から「前祭(さきまつり)」の山鉾巡行が行われ、華やかな懸想品で飾られた23基の山鉾が、祇園囃子を奏でながらゆっくりと都大路を進んで行きます。今年は49年ぶりに、17日の「前祭」と24日「後祭(あとまつり)」の2度巡行が行われることで話題となっています。 17日の「前祭」の山鉾巡行の見せ場は、四条麩屋町において、長刀鉾の稚児が神域への結界である注連縄(しめなわ)を切る「注連縄切り」、四条堺町で京都市長が山鉾の巡行順を確認する「くじ改め」、そして大通りの交差点で山鉾が豪快に向きを変える「辻廻(つじまわ)し」です。 辻廻しでは、重さ10トンを超える山鉾を動かすため、音頭取りの合図で曳き手が力を合わせて一気に綱を曳き、巨大な山鉾が向きを変える迫力に歓声や拍手が送られます。辻廻しが見られるのは、四条河原町、河原町御池、新町御池の各交差点です。 山鉾は新町御池の交差点で辻廻しを行ったあと、新町通から各町内へと戻って行きますが、昔ながらの京町家が残る新町通は道幅が狭く、大きな山鉾を目の前で見る絶好のチャンスです。ギシギシと音を立てて進む山鉾は迫力満点で見ている方もドキドキ。「動く美術館」とも呼ばれる飾りの美しさにも圧倒されます。 〇 新町通での山鉾巡行 11時25分頃に先頭が新町御池を通過予定 祇園祭の賑わいが最高潮に達する「宵山」と「山鉾巡行」。豪華な山鉾を眺めて、京の雅と悠久の歴史を感じてみませんか。

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