「最も評価が高いCEO」に女性は2人ランクイン:女性ならではのリーダー素質とは?

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世界で最も透明性が高いとされるキャリアコミュニティー「Glassdoor」が、今年で3年目となる「50 Highest Rated CEOs」と題されたレポートを発表しました。従業員数が1,000人以上の米国企業を対象とした調査で、各企業の従業員が寄せたフィードバックを基に、評価が高いCEOがランキングされました。 従業員には「会社のCEOのかじ取りを支持するか、それともしないか」というシンプルな質問が投げかけられます。2013年にトップに輝いたFacebookのマーク・ザッカーバーグ氏は、従業員の99%が「支持する」と回答しました。今年3月末に公表された2014年版では、LinkedInのジェフ・ワイナー氏が、100%の支持率でナンバーワンCEOの座に輝いています。 ズラリと並ぶ男性CEOの中に、わずか2人ですが女性CEOの姿がありました。Yahooのマリッサ・メイヤーが50位、女性下着ブランドのヴィクトリアズ・シークレットのシャレン・ターニーが35位です。ただ、50人中2人ですから、女性の活躍度合いはまだまだ低いと言わざるを得ません。 一方で女性をマネジメント層に積極活用しようという企業は年々増えています。リーダーシップのコンサルティング・エージェンシー「Zenger Folkman」が、グローバル企業を対象に男女のリーダーシップに関する調査を行ったところ、男性リーダーシップへの評価が51.3%であるのに対して、女性へのそれは55.1%と上回りました。能力的には、むしろ女性が上回るということもできるのです。 女性リーダーならではの素質を具体的な能力に落とし込んでみると、「イニシアチブをとる」、「結果を追求する」、「他人の成長を助ける」など、16の異なる能力のうち、女性のほうが高いスコアを獲得したのが12項目ありました。中でも、女性が男性より特に秀でていると評価されたのが、「イニシアチブをとる」、「誠実で正直である」、「結果を追求する」の3つです。 また、別の調査(投資家グループと女性の関係性に関する調査)によると、女性が大半を占める投資グループのほうが、男性が大半を占める投資グループに比べてよりリスクの大きな案件への投資率が高いことが分かっています。必要に応じて、女性は大胆な意思決定をすることができる。これは、「結果を追求する」能力と関係がありそうです。 周囲への気遣いや人やチームを育てる“nurturing”(育む)の力は、女性が本来持っている力。女性は、リーダーシップに必要な能力をバランスよく兼ね備えているのかもしれません。家庭そして職場共にパワフルな女性に囲まれてきた男性が、Forbesに「The Most Undervalued Leadership Traits Of Women」と題された記事を書いています。 “One thing is certain: these women leaders understand survival, renewal and reinvention. They have grit and are not afraid to fight for what they believe in or an opportunity to achieve something of significance. ” これだけは確かだ:これらの女性リーダーはサバイバル、リニューアル(更改)、改革を分かっている。根性があり、自らの信念のために闘うこと、また意義あることを達成するための機会に恐れずに挑んでいく。 あなたにも当てはまる、女性に見られる素質やスキルはありませんでしたか? こうした女性ならではの力を、普段から自然と発揮しているかもしれません。今一度自分を見つめ直し、より自分の特性を生かした仕事にチャレンジしてみてください。その結果として、女性ならではのリーダーシップの素質を生かし、今後、Highest Rated CEOsのような場により多くの女性が登場することを願っています。

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