今すぐ実践できる、人がより幸せを感じるための5つのこと

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英語では、充実して満たされた人生のことを「fullfilling life」と表現したりします。充足感のある人生。幸せの感じ方は人それぞれです。子どもと一緒に週末を過ごすこと。新しい資格を取得するために勉強に励むこと――。そんな人間の幸福感については、たくさんの調査や研究がされています。では、ハッピーな人はどんなふうに毎日を過ごしているのでしょうか。5つ挙げてみたいと思います。 その1 人の幸福感に大きく影響するといわれるのが、友人関係です。イギリスの宝くじ運営会社「The National Lottery」が、「Circle of Friends」(友達の輪)と題された調査を実施しました。その結果、少ない人数でも、深い友人がいる方が幸福感が高いということが分かりました。平均的に5人くらいまでの親しい友人を持ち、その人たちと良好な関係を維持し続ける努力が鍵だそうです。良好な関係を保つには、15日間に1回は連絡することが望ましいといいます。 その2 また、2007年に実施された研究では、好奇心と満足度の関係性が明らかになっています。今日はなんて素晴らしい一日だったのだろう、と振り返る日は、何かしら新しいことにチャレンジした日であることが多い。安全地帯から飛び出すことは一時的な恐怖を伴いますが、そのリスクを恐れずにとることが長期的な幸せに関係しているようです。 その3 メリーランド大学カレッジパーク校のJohn Robinson教授は、幸せな人と不幸せな人の「行動」に関する調査を実施しました。不幸せな人が日常的にやっていることで、幸せな人がやらないことは何か。それは、テレビを見ることでした。不幸せな人の方が、幸せな人に比べてテレビを見ている時間が長い。テレビが一種の現実逃避ということかもしれません。 その4 また、若いころは自分のことで精一杯でも、年齢を重ねていくうちに、人や社会のために何かをしたいという思いが強まっていくもの。実際、「Americans’ Changing Lives」という研究で、利他的行為が本人のさらなる幸福感UPにつながることが分かっています。研究の責任者の一人であるPeggy Thoits氏は、こう説明します。 “Volunteer work was good for both mental and physical health. People of all ages who volunteered were happier and experienced better physical health and less depression” ボランティア活動は、精神的にも肉体的にも良いことが分かっている。年齢に関わらず、ボランティア活動をしたことがある人は、より幸せで健康的、またうつ病になりにくいという結果が出ている。 その5 物ではなく、「体験」にお金を使うことも幸福感UPにつながります。新しいコートを買うのなら、旅行に行く。コーネル大学のThomas D. Gilovich教授が行った研究では、その理由を「体験の評価や満足度は比較が難しい」からではないかと分析。例えばコートの例なら、別のお店でもっと良いコートがあるかもしれない。常に他に選択肢があるため、絶対的な満足感が得づらい。一方、旅などの体験は毎回異なるものであるため、単純に比較することができません。また、物は古びてしまっても、体験はずっと記憶の中に生き続けます。 まとめ これらの5つの法則は、それぞれ仕事に置き換えて考えることもできそうです。例えば、好きなこと、得意なことだけではなく、自分にできるのか少し不安が伴うような仕事にチャレンジしてみるのはどうでしょう? チャレンジすること自体を目的に、助けを必要とする同僚に手を貸してみるのもいいかもしれません。まずは、自分にとっての幸せのツボを知ることから始めてみませんか。

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