未来を変える「あの会社」 【vol.4】日本の「警備会社」が、世界の安全・安心を守るインフラ会社へと飛躍!

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創業10年を過ぎたころ、 セコムは警備産業の枠を超える決断をした セコムは1962年、日本初の警備会社「日本警備保障」として創業しました。創業当時の主力事業は法人向けの警備サービスです。しかし今では、「警備産業」の枠を超え社会の「安全・安心」をトータルに提供する「社会システム産業」へと大きく変革を遂げました。その背景にはどんな理由や経緯があり、そして、それを実現させた原動力はなんだったのかを振り返ります。 日本警備保障が「社会システム産業」に向けて本格的に舵を切り始めたのは、創業から10年を越えた1970年代のことでした。これから来るであろう情報社会を見据え、セキュリティ事業で構築した情報通信ネットワークを活用し、防犯・防火だけでなく、より広範な「安全・安心」を提供する新しい「社会システム産業」の構築を開始すると、1989年に社内外へ宣言したのです。 創業以来、セコムは警備を通じて法人や個人の「安全・安心」を守ることに注力し、独自のセキュリティサービスやセキュリティシステムをつくり出してきましたが、その枠をさらに広げ、社会全体の「安全・安心」を担う会社になると決断しました。 こうした変革の原動力は何かとよく尋ねられるのですが、個人的には、「よりよき社会をつくる」という強烈な使命感と、「予見し、想定して先に動ける力」だと思います。こうした思いや力が社員の一人一人に浸透し切っており、総じて従来の延長線とは異なる次元の仕事や成果を創出しているのではないでしょうか。 あらゆる事業において、肝心なのは「予見し、想定して先に動く」ことです。動いてみて、実現して、そこで初めてニーズが顕在化することもあります。ニーズが顕在化してから動いていては遅いことも多く、顕在化した瞬間に、すでに実現させたサービスと結びつくと、爆発的な力が生まれます。厳しい規制があり、身動きが取れないと思われる分野であっても、将来を見越して考え抜けば、必ずやるべきことが見えてきます。ですから私は、今も昔も、未来を見つめることに何よりも力を割いています。

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