おかっぱちゃんが行く!南米の旅~ペルー編 vol.13 タキーレ島のエコライフ

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Hola ! こんにちは。おかっぱちゃんこと、イラストレーターBoojilです。南米のペルーの旅をみなさんにお届けしています!前回の記事はこちら→引き続き、標高3800mに位置するチチカカ湖に浮かぶ島を巡っています。今回は "タキーレ島"に滞在中のおかっぱちゃん。ボートで到着後、やはり息が切れる。ぜえぜえ標高3800mともなると、いつまでたってもこの環境に慣れぬもの。島から眺める景色はまるで天国のよう。湖上すぐ上に浮かぶ雲たち。空気が澄んでいて、花々が風で揺れている。カラッと晴れた空、長閑な雰囲気に天国に一番近い島はここだったんじゃないか?と錯覚する程美しい景色がここにはあります。そして、最も驚くこと、それは・・・人口2000人程度のタキーレ島、なんと車が一切ないのです。車がなければ、もちろん列車も、自転車もない。ボート発着所からそれぞれの家まで、荷物は全て背負って運ぶ。何百と続く石段を一度も立ち止まらずに進んでいくタキーレ島の男性達。なので、男性達はみな力持ち。おじいさんまでもが足腰しっかりしているんだからビックリです。日本の草食系男子よ!タキーレ島に修行しにいってくれ~!そしてなんといっても民族衣装のかわいいこと、かわいいこと。男性は全員サンタクロースのような長い三角帽をかぶっています。腰には太い帯を巻き、黒いベストに白いシャツ。パンツも真っ黒。正装?と思いがちですが、こちら普段着だそう。女性が普段から華やかな民族衣装をまとう場所は、これまで沢山見てきたけれど男性も日常的に民族衣装をきちんと着ている場所もなかなか珍しいなあと関心しました。島の中心部に進んでいくと、、、ん?なんだあの白い小屋は。スペイン語で案内してくれた男性に聞いてみると「ソーラーバネルだよ。ここで発電しているんだ。」・・・え!?ここでも?チチカカ湖に浮かぶ島のほとんどが太陽光発電に力を入れている。島の電力は全てここで発電された分で足りてしまうそう。先進国でもなかなかできないことが、ここで完成されているとは・・電気の消費量こそ、少ないとは言えど人口2000人の生活に必要な電力はこの小さな小屋で作り出せてしまうなんて。夜は月明かりを頼りに歩く。暗くなったら寝る。日の出とともに起きて、朝になったら畑へ出る。もちろんそれぞれの家庭で畑を耕し、家で食べる分の食材は自分たちで作る。余った食べ物は分け合う。仕事も分け合う。この島でも未だに物々交換の文化が根付いているそう。とてもとてもシンプルな暮らしだけれど、この島は豊かだ。これまでいろんな国を旅して来たけれど、こんなにも守られた平和な場所は見たことがなかった。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのよう。昼食に出してもらった島の人が作った芋と豆もうこの1プレートでお腹はいっぱい黒いジャガイモは少しだけ水分が多く、さらっとした味わい。塩も付けずに味わった。美味しい!もちろんこちらも無農薬。健康そのもの!タキーレ島の魅力はまだまだ続く。次回はタキーレ島の民芸品についてご紹介します~!!!次回につづく・・・・・・・・・・!Boojil (ブージル)イラストレーター/エッセイスト/漫画家。 http://boojil.com/海外ひとり旅から生まれた極彩色でピースフルな作風で観る人を優しい気持ちにしてくれる不思議な力を持つアーティスト。自身のひとり旅を記したエッセイ『おかっぱちゃん旅に出る』(小学館文庫)が現在NHK Eテレでアニメ化。好きな国はメキシコ、ラオス、インド。2012-13年、メキシコへ留学中、スペイン語と民芸品作りを学ぶ。春に帰国し、東京都練馬区にある古民家でアトリエ兼、スタジオ・イベントスペース"東京おかっぱちゃんハウス"をオープン。現在、広告、CDジャケット、キャラクター、デザインなど、ジャンルを問わず活動中。

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