話題映画『闇のあとの光』ロケ地、メキシコの楽園「テポストラン」を訪ねて

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世界中の話題をさらった映画の舞台となった、メキシコの小さな村 メキシコの映画監督カルロス・レイガダス監督で2012年にカンヌ国際映画祭監督賞を受賞した映画「闇のあと光」 が2014年5月31日より、日本公開されます。 ?「闇のあとの光」広告チラシ(配給:フルモテルモ/コピアボア・フィルム) 映画の舞台はメキシコシティから車でわずか1時間あまりの、モレーロス州の村、テポストラン(Tepoztlan)。 レイガダス監督は、このテポストランの大地に魅せられ、5年前から住んでいるのだとか。映画は監督の自宅近隣で撮影され、自然の美しさ、厳かさを背景に、人間の闇、葛藤、そして言葉には表せない不思議な力について、幻想的な映像表現で描いています。 【映画「闇のあとの光」予告編】 https://www.youtube.com/watch?v=PIaxffzrNlY 山間の村、テポストラン ?メキシコ観光局 映画の舞台となった、テポストラン内のアマトラン(Amatlan)地区では、アステカ神話の神、ケッツアルコアトルが生まれたという伝説があります。 テポストランは、きっとインスピレーションを与える場所なのでしょう。レイガダス監督のような 映画人をはじめとする多くのアーティストたちが住んでいます。 この記事では、知る人ぞ知るパワーを秘めた村、テポストランの魅力について、紹介していきましょう。 都会から至近距離の大自然、テポストラン 山の上にあるテポストランの遺跡、テポステコの頂上からの風景 ?メキシコ観光局 テポストランの山の頂上には、テポステコ(Tepozteco)という紀元前1150~1350年ごろのピラミッドがあります。自然保護区内にある遺跡のため、遺跡見学も岩をぬって登山する感じです。 この遺跡は風の神Eh?catl (エヘカトゥル)の息子を祀るとされています。 ? Miho Nagaya 遺跡への道。「うわ、ガチで山登り!」と一瞬ひるみますが、トレッキングのつもりで登ってみてください 。 ? Miho Nagaya 1時間近くかけてようやく登頂すると、ほっとした笑みがこぼれます。年配の方も元気に登ってますよ! なんと遺跡の上に登ることができます ? Miho Nagaya 遺跡の全景 ? Miho Nagaya 遺跡の上から眺めたテポストランの風景 ? Miho Nagaya 可愛らしい建物が並び、道が石畳なのも雰囲気がいい ? Miho Nagaya ? Miho Nagaya 村の背後には、巨岩のような山が視界に入ります ? Miho Nagaya 新鮮な空気、深い緑、青い空、美味しい食事を堪能するために、週末にはメキシコシティから多くの人々が訪れます。常春の心地よい気候のため、年末年始のバケーション期間には避寒のために訪れる人も多いです。メキシコシティから日帰りで行けますが、洒落たブティックホテルもたくさんあるので、のんびり滞在することができますよ。 自然食やベジタリアン・レストランも多く、週末に出る屋台で売られる雑貨は、ヒッピーぽい雰囲気 ? Miho Nagaya 民芸品の屋台が並びます ? Miho Nagaya ひょうたんを使ったものも ? Miho Nagaya 野菜など地元の人向けのものを売る屋台も面白い ? Miho Nagaya テポストランで、ぜひ試してほしいのが、村の中心にある食堂市場。 地元の食材による絶品タコスやケサディージャ(トルティージャの間に具を挟んで焼いたもの)を味わえます。 食材の市と食堂街が隣接する ? Miho Nagaya トルティージャを作っているおばさん ? Miho Nagaya 地元のきのこや野菜、肉をつかったケサディージャ ? Miho Nagaya 目をひくような鮮やかなジュースは、すべて天然の新鮮な果物の色 ? Miho Nagaya テポストランは、アイスクリームとシャーベットの中間のようなメキシコの冷菓子、「ニエベ」の名産地として知られます。牛乳、フルーツ、水が上質ゆえの美味しさ! ? Miho Nagaya 昔ながらの製法でニエベを作っている。写真右は、レモンとライムの中間の、リマというフルーツのニエベ 大都会から少し離れただけで、大自然を満喫できるテポストラン。 日本の観光客にはあまり知られていませんが、メキシコシティからアクセスもよく、気軽に田舎の村を楽しめる、とっておきの場所です。

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