リゾート地カンクンで開催!豪華すぎる「メキシコ旅博2014」現地レポート

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メキシコ中が力を入れる旅行博覧会、ティアンギス・トゥーリスティコ ティアンギス・トゥーリスティコ2014のポスター メキシコの観光業の発展のために、すべての州がプロモーションに力を入れ、内外の旅行業界関係者へ向けて、毎年大々的に行われている旅行博覧会、TIANGUIS TURISTICO (ティアンギス・トゥーリスティコ)。同博覧会は、メキシコ政府観光局が主催し、39回目を迎えた今年は、世界的人気リゾートのキンタナ・ロー州カンクンで2014年5月6日~9日まで開催されました。昨年のプエブラ州で開催された同博覧会よりも45%増の参加者数、61カ国から847名の旅行業界バイヤーが参加したとか(ちなみにプエブラもいいところなんですよ!)。でもね、やっぱり、憧れのカリブリゾート、カンクンですからね。ついつい行きたくなっちゃう気持ちもよ~くわかります。 今回、TABIZINEメキシコ特派員として、50名におよぶ海外プレスに混じり、ティアンギス・トゥーリスティコの全貌を取材してきました。 大統領やハリウッド俳優、メキシコの有名俳優の姿も見れるとは! カンクンの大型リゾートホテル、ムーンパレス内のアリーナで開催された初日開会式。前日から異様にものものしい雰囲気だったのですが、なんとメキシコ大統領のエンリケ・ペニャ・ニエトの出席が急遽決定したとか。 大統領が来る前の、そわそわした様子の人々 ペニャ・ニエト大統領入場時の様子。「ちょっと!そこのiPad邪魔!」とプレスのみんなで声をかけたのにも関わらず、大統領とのセルフィーを撮りたいがために、どいてくれないおじさんのせいで、iPadメインの写真になっとります。 大統領開会式挨拶 キンタナロー州知事ロベルト・ボルヘ・アングーロ、メキシコ観光大臣クラウディア・ルイス・マシエウも壇上で式辞を述べたのですが、三者三様にメキシコの重要な産業として観光業に力を入れ、雇用拡大、インフラ整備、地域活性化を目指すという話をしていました。 同会場には、州知事たちや、各国大使館関係者、観光業界の重役級の人々が列席。そのなかに、メキシコの石田純一の異名を持つ(?)、テレノベラ(メキシコの連ドラ)俳優のロベルト・パラスエロスがちゃっかり居たのを見逃せませんでした。 エイリアスは「Diamante Negro(黒いダイアモンド)」なだけあって、こんがりと黒い・・・。 遠くからでも、マランドロっぽい空気がむんむん漂っています。 「黒いダイアモンド」こと、ロベルト・パラスエロス。メキシコの石田純一と勝手に呼んでしまう。 今年の博覧会にはスペシャルゲストとして、ハリウッド俳優、ケビン・スペイシーまで参加しました。ここまで豪華な記者会見になるとは思わず、プレス一同唖然。 スペイシーは「メキシコ料理は、もっとも好きな料理のひとつ」だと語っておりました。 ケビンスペイシーの記者会見というかトークショー。 メキシコ全土を一気に楽しめる各州のブースが見どころ さて、この博覧会の目玉とも言える、州政府や、ホテル、食品メーカー、旅行会社、航空会社やバス会社などのブースがずらっと並ぶ会場を案内していきましょう。 メキシコ観光局の発表によれば、今年は31州、1連邦区と120企業による合計152のブースが出展したとか。 会場の様子をスライドで紹介↓ まずは、メキシコの最大手航空会社のアエロメヒコのブースで、お話を伺いました。 日本ーメキシコ間の唯一の直行便を運行する航空会社です。 現在はメキシコシティー成田間の直行便で、ティファナでの給油を行うため、機内で1時間半くらい待機しなければなりません。旅行者にとったら、これがちょっと苦痛だったのですが、新機体のボーイング787では、継続飛行が可能なため、給油休憩をはさまずに目的地へ行けるよう、政府に申請中だとか。これが認可されれば、ますます便利になりますね。 また、多くの日本企業がグアナファト州レオン周辺に進出していることから、成田ーレオン間の接続の良さを重視しているとか。 今後は注目の高級リゾート、南バハ・カルフォリニア州のロス・カボスと成田との接続も良くなるという話なので、ロス・カボスがカンクンに続く人気スポットになる可能性もありますね。 各州の料理や、飲み物も振る舞われていました。 美味しい料理がある場所には、長蛇の列が。特にユカタン料理は大人気。 オアハカ名物のチラカジョーテ(クロダネカボチャ)のジュース。 ものすごく柔らかくて肉の旨味がたっぷりの北部ヌエボ・レオン州の肉料理。 メキシコの北部産のビーフは高級ビーフとして、海外へ輸出されるほど、美味しいのです。 そういやあ、なぜか同じおじさんがどの写真にも登場しています。 あの~もういいって!! まあ、ノリがいいのは良いこと、ということで・・・。 あまり知られていませんが、メキシコのワインもかなり美味しいのですよ。 ラテンアメリカで最も古い歴史を持つケレタロ州のカーサ・マデロのワイン。 バハカリフォルニア州エンセナーダのバジェ・デル・グアダルーペ産のワインは、 地中海気候により、上質なものと評判です。 また、バハ・カリフォルニア州は、ビールで有名なアメリカのサンディエゴにも近いせいか、最近では地ビールの生産にも力をいれています。 このメヒカリ産のビール、かなりイケる! ハリスコ州のブースでは、グアダラハラ観光局の方にもちろん名物のテキーラをいただき、なんだか各ブースの人たちと世間話をしているうちに、居酒屋を巡ってる気分になってきました・・・おっと、ちがうちがう。 ハリスコ州のブースにあった、テキーラ村のジオラマ というわけで、一日いるだけで、一気にメキシコ通になれるような旅行博でした。 こんなにメキシコの魅力をぎっしり濃縮した博覧会なのだから、ぜひ色んな人に楽しんでもらいたいのですが、旅行業界向けなので、一般入場ができないのが残念なところです。 でも、メキシコ観光局のロドルフォ・ロペス・ネグレテ・コペル最高執行責任者の話によれば、メキシコ各地の観光の魅力を伝える移動式の施設、「メキシコドーム」を制作中とか。 コンサートや地方の特産品販売などもできるスペースになり、旅行博の雰囲気をそのまま凝縮したものになるではないのでしょうか。 ネグレテ観光局最高執行責任者とメキシコ観光局ギジェルモ・エギアルテ駐日代表。 中国、韓国、そして日本のプレスが集まった記者会見の様子。 メキシコドームが完成したら、マドリッドからスタートし、世界を巡回していくのだそう。 日本へもやってくる予定なので、楽しみに待っていましょう! 連夜にわたるパーティも豪華 初日の夜は自然を生かしたウォータースポーツのテーマパーク、Xcaret(シカレ)でのカクテルパーティ。 メキシコ産チーズやパン、ワインが振る舞われ、みなさんほろ酔い気分になったところで、ショーを見るようになっていました。 肝心のショーですが、メキシコの歴史や各地の文化がわかるような見事な構成のショーに、世界中からの参加者も歓声をあげていました。 シカレではシュノーケリングやダイビング、海底を歩くツアーといったウォータースポーツも面白いのですが、このショーを見るだけでも価値があると言われているのです。 2日目のパーティは、マングローブの森や湖といった自然の地形生かし、4つの高級ホテルが集まったMAYAKOBA(マヤコバ)のなかにある、ホテル、ローズウッドで開催。 素敵なエントランスでビックリ。気分がアガリます。ここでパーティなのかと思いきや… これから船に乗れと…いったい、どこへ連れて行かれるんだ!! 船は、ホテルの客室の合間をぬっていきます。客室は湖に面しているバンガローのような作り。非常にオシャレです。 船はどんどん進んで行き、密林の奥深くへと向かっている気がします。 ホラー映画では全員無事には戻れない設定です。一抹の不安がよぎります。 しかし、なんと着いたところは美しい海を目の前にしたレストラン。 同行の若き女性スタッフからは「ぜったいにここへ新婚旅行で来てやるんだ!」という腹の底から響く叫びがもれていました。執念でがんばれ! 寿司やら、刺身やらが並びます。メキシコで寿司?刺身?と思うなかれ。どれも新鮮で美味しい。この料理は、ローズウッド内のAGAVE AZUL(アガベ・アスール)というオリエンタル料理とテキーラにこだわったレストランのシェフたちが腕をふるったものでした。なんだか、贅沢すぎてバチが当たりそうです。 3日目の夜は ホテル、フィエスタアメリカーナのビーチを使っての、たいそう派手なパーティでした。 ・・・なんだろう、この懐かしい感じ。気分はお台場? そして最終日の閉会式パーティは、2015年の開催地、メキシコ太平洋岸ゲレロ州アカプルコがテーマ。 広い会場内に、アカプルコの町を見事に再現 テーブルセッティングも凝っている。 ゲレロ州の名物料理がテーブルに並びます。シーフードを中心にしたメニュー 通称アカプルコ・チェアーと呼ばれる椅子がデコレーションとして飾られています。 こんなにあるなら、ひとつ持って帰りたい! ゲレロ州の伝統舞踊のステージ アカプルコの映像をバックにきらびやかに踊る! アカプルコは、かつて、エルビス・プレスリーやクレイジー・キャッツが映画の舞台にし、有名スターも続々訪れていた老舗のリゾート地。メキシコシティから車で3~4時間で行けることから、未だに根強い人気を誇っています。 しかし、ゲレロ州は2013年のハリケーンによって広域が浸水し、アカプルコも甚大な被害に遭いました。その復興への意味も込めて、来年の旅行博の開催地に選んだのだろうと思います。とにかく、町を観光で活性化させるのは良い姿勢です。 過去最高の参加者を記録し、38,182件の商談が行われ、経済効果を生んだこの旅行博、ティアンギス・トゥーリスティコ。 来年も多いに期待です!

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