鎌倉で「いつもどおり」を過ごす一泊旅。長谷の宿とおすすめ散策スポット

鎌倉・長谷おすすめスポット

東京都心から約1時間で到着する鎌倉は、週末旅にぴったり。いつも日帰りで楽しむ鎌倉にたまには一泊してみて、これまで気づかなかった魅力を探してみませんか? 新しいお気に入りが見つかるかも。

紅葉や秋の味覚を楽しめるお散歩にぴったりの秋、長谷の「haletto house SAKANOSHITA(ハレットハウス サカノシタ)」に宿泊してきました。

江ノ電にゆられて長谷駅へ。一軒家の宿「haletto house SAKANOSHITA」を中心にめぐる鎌倉・坂ノ下

レトロな見た目がかわいらしい江ノ電に揺られて向かったのは、鎌倉駅から3つめの長谷駅。鎌倉に来るとタイムスリップしたような気分になって、旅へのわくわくが高まります。

江ノ電と街並み

長谷駅に到着したのは昼すぎのこと。改札を出たら、海沿いのエリアである坂ノ下へ。反対側の長谷寺へ向かう道と対照的に、静かで落ちついた雰囲気です。

いつもはスケジュールを詰め込みがちな鎌倉観光も、たまには余裕をもってじっくり楽しみたい。そう思って、今日は一軒家の宿「haletto house SAKANOSHITA」に泊まることにしました。

「haletto house SAKANOSHITA」の表札とランプ

「haletto house SAKANOSHITA」は、築60年を超える日本家屋をリノベーションした一棟貸しの宿。近くには長谷寺、鎌倉大仏のいる高徳院などの観光名所から、おしゃれなカフェ、人気のパン屋さんまで散策を楽しめるスポットがあつまっています。

チェックインは15時からなので、まずは近くのカフェでランチしましょう。

【ランチ】古民家カフェ「cafe 坂の下」でパンケーキ

「cafe 坂の下」の入り口

宿から歩いて徒歩30秒ほどのところにある「cafe 坂の下」は、古民家を改装したおしゃれなカフェ。ドラマの撮影で使われたこともあるんだとか。

「cafe 坂の下」の店内や外観

なかに入ると、いたるところにレトロな雰囲気ただようインテリアが。一つひとつ異なるソファとテーブルが、それぞれ味を出しています。天気のいい日には、外のテラス席に出るのも気持ちよさそう。

今日は、お店の方おすすめの「パンケーキ バニラアイス添え ドリンクセット」(税込1,450円)を注文してみました。

「cafe 坂の下」の「パンケーキ バニラアイス添え ドリンクセット」

パンケーキの横には、ホイップクリームとバニラアイスクリームがぽってり。ほんのり塩気がきいたあたたかいパンケーキと冷たいアイスをのせて食べると、おいしさが倍増します。

ボリュームたっぷりですが、昔なつかしい味にやみつきになってついつい手が止まらなくなりました。

「cafe 坂の下」店舗詳細

神奈川県鎌倉市坂ノ下21-15
TEL:0467-25-7705
営業時間:
<火-金> 10:00-17:00(L.O.16:00)
<土日祝> 10:00-18:00(L.O.17:00)
定休日:月

【チェックイン】海から1分の長谷の宿「haletto house SAKANOSHITA」

お店を出たら、すぐ近くの海まで散歩してみましょう。「cafe 坂の下」と「haletto house SAKANOSHITA」から海までは、たったの1分。

「cafe 坂の下」と「haletto house SAKANOSHITA」の間の海までの道

国道を渡ると、うつくしい海と空が広がります。裸足で砂浜を歩いてもいいし、波の音に耳を傾けるのも粋な過ごしかた。海を彩る夕焼けや朝焼けを眺めるのもおすすめです。

長谷・坂の下の海辺

15時を過ぎたら、宿にチェックインします。今日はここが自分の家。1日1組限定の貸し切りなので、家族や友だちと気兼ねなくのんびり過ごせます。

「haletto house SAKANOSHITA」のチェックイン・タブレットや電話

引き戸の玄関を開けたら、畳の香りがふんわり。入って正面にタブレットがあるので、チェックインの手続きを行いましょう。

「haletto house SAKANOSHITA」の和室

なかに入って驚いたのは、その広さ。みんなで手づくりしたごはんをダイニングテーブルで食べるもよし、和室に布団を敷いて夜な夜なおしゃべりするのもよし。

さまざまなシーンに合う「haletto house SAKANOSHITA」が、理想の一泊を叶えてくれそうです。

【散策】宿のすぐ近くで鎌倉散策をたのしめる4つのスポット

荷物を置いたら、鎌倉散策の続きに出発しましょう。長谷駅周辺にはお寺におしゃれなカフェ、人気の雑貨店、地元に愛される商店やレストランなど、魅力的なスポットがいっぱい。どこも宿から徒歩圏内なのもうれしいポイントです。

◎観光の定番「長谷寺」の魅力を、普段よりじっくり味わう

「長谷寺」の門

736年開創の「長谷寺」は、観光客の多くが訪れるスポット。四季折々の花や秋の紅葉が有名です。

「長谷寺」の見晴台

見晴台からは、鎌倉の街を一望できますよ。

「長谷寺」の観音堂と十一面観音

本尊の十一面観世音菩薩は、かなりの迫力。木彫仏としては日本最大級の大きさを誇り、荘厳な世界に引き込まれます。

「長谷寺」の和み地蔵

長谷寺でぜひみつけたいのが、かわいいお顔をした和み地蔵。やさしい表情に癒されて、思わず写真を撮りたくなりました。

「鎌倉 長谷寺」施設詳細

神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2
TEL:0467-22-6300
開門時間:
<夏時間> 3月~9月 8:00-17:00(閉山17:30 )
<冬時間> 10月~2月 8:00-16:30(閉山17:00)
https://www.hasedera.jp/

◎大仏クッキーがかわいい! 「KANNON COFFEE kamakura(カンノンコーヒー カマクラ)」

「KANNON COFFEE kamakura」の入り口

長谷駅から長谷寺へ向かう途中にあるのが、「KANNON COFFEE kamakura」。

「KANNON COFFEE kamakura」の店内

大仏のクッキーをのせたクレープが話題になり、たくさんのメディアに紹介されている人気店。

「KANNON COFFEE kamakura」の自家製キャラメルラテと大仏クッキー

お店のなかにイートインスペースがありますが、外に置かれたかわいいベンチでいただくのも気持ちよさそうです。この日は自家製キャラメルラテと大仏クッキーを手に、午後のひとときをまったり過ごしました。

「KANNON COFFEE kamakura」店舗詳細

神奈川県鎌倉市長谷3-10-29
TEL:0467-84-7898
営業時間:10:00-18:00
Instagram

◎「手紙舎 鎌倉店」で、鎌倉のおしゃれなお土産さがし

「手紙舎 鎌倉店」の看板

おみやげを買いたくて、「手紙舎 鎌倉店」にふらりと足を伸ばしました。

「手紙舎 鎌倉店」の店内

なかに入ってみると、商品のバラエティにびっくり。厳選されたイラストや個性が光る器、オリジナルの雑貨がそろっています。

「手紙舎 鎌倉店」で販売されていた雑貨たち

ついつい集めたくなるマスキングテープや一筆箋、文具以外にも、靴下や傘など、思わず目移りしてしまいます。

鎌倉のお土産にぴったりなのが、大仏がモチーフになった雑貨。マスキングテープやメモ帳などのほかに、「おちょこ」のガチャガチャも見逃せません(税込770円)。4種類の絵柄にプラスしてシークレットがあるとのこと。どの柄が出るか、思わずわくわくします。

「手紙舎 鎌倉店」店舗詳細

神奈川県鎌倉市長谷2-5-41
TEL:0467-38-5035
営業時間:11:00-18:00
定休日:毎週火・水(但し祝日の場合は営業)
http://tegamisha.com/kamakura/

◎地元の商店「三留商店(ミトメショウテン)」で朝ごはんを調達

「三留商店」の外観

せっかく鎌倉で宿泊するのだから、地元のお店で買い物をしたいな。世界のお酒や珍しい調味料などの国内外の食材を扱っている「三留商店(ミトメショウテン)」は、「haletto house SAKANOSHITA」から徒歩3分ほどの場所にあります。

「三留商店」の店内

夜に飲むお酒や翌日の朝ごはんに使う食材を探しながら、店内をぐるぐる。

「三留商店」が取り扱っていた食品たち

味噌やごはんのお供がたくさん揃っています。

「朝はパン派」という人には、フルーツをふんだんに使ったジャムがおすすめ。今回は、オレンジが丸ごとスライスされた「オレンジスライスジャム」(税込1,512円)が気になって、家にお持ち帰りすることにしました。

「三留商店」の看板犬

看板犬のクウちゃんに後ろ髪を引かれながら、そろそろディナーへと向かいましょう。

「三留商店」店舗詳細

神奈川県鎌倉市坂ノ下15-21
TEL:0467-22-0045
営業時間:9:00-19:00
定休日:火(毎月第3週火・水連休)
https://www.mitome.jp/

【ディナー】老舗の洋食屋「レストランCARO(カロ)」でいただく、とっておきの夜ごはん

「レストランCARO」の夜の看板

日が暮れてきたら、長谷の洋食屋さんで夜ごはん。「レストランCARO(カロ)」は1979年(昭和54年)創業の、鎌倉で愛される老舗です。デミグラスソースを3週間以上かけて仕込むなど、手間ひまかけた料理が人気なのだとか。

「レストランCARO」の「ビーフシチュー」

数ある人気メニューのうち、特におすすめなのが「ビーフシチュー」。さらっとした舌ざわりのなかにも深いコクが感じられるソースが絶品です。

「レストランCARO」の夜の外観

こだわりのつまったおいしい「ビーフシチュー」とあたたかい接客を味わうディナータイム。おなかも心もたっぷりと満たされました。

「レストランCARO」については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

とろける旅の夜。老舗洋食屋でビーフシチューを ― 鎌倉・長谷「レストランCARO(カロ)」

とろける旅の夜。老舗洋食屋でビーフシチューを ― 鎌倉・長谷「レストランCARO(カロ)」

紅葉を楽しめる観光名所がいくつもあり、おしゃれなカフェや雑貨屋さんも点在する街、鎌倉・長谷。 秋の景色を楽しみ…

2019-10-11 12:10

「レストランCARO」店舗詳細

鎌倉市長谷2-16-15 斉藤ビル1F
TEL:0467-25-4379
営業時間:
ランチ 12:00-15:00(L.O.14:30)
ディナー 18:00-21:00(L.O.20:30)
定休日:金・第3木

【宿泊】宿で過ごす、夜の静かな時間が心地いい

おいしい食事を楽しんだら、長谷の「家」である「haletto house SAKANOSHITA」に帰って、お風呂に入ったりソファでのんびり読書をしたり。思い思いにぜいたくな夜の時間を過ごしましょう。

ソファ横の本棚には、鎌倉の新刊書店「たらば書房」と、古書とギャラリーのお店「古書くんぷう堂」が選んだとっておきの本が並んでいます。どれも鎌倉で読みたくなる本ばかり、どれを夜長のお供にしようかな、と迷ってしまいます。

「haletto house SAKANOSHITA」のお風呂

お風呂はレトロな雰囲気を残しながら、清潔感のある空間。

「haletto house SAKANOSHITA」に置かれていたアメニティ「LEAF&BOTANICS」

アメニティには老舗化粧品メーカー「松山油脂」が手がけるブランド「LEAF&BOTANICS」が用意されていて、さわやかな香りに癒されます。

「haletto house SAKANOSHITA」のフロアライト

住宅街にある「haletto house SAKANOSHITA」の夜は、とっても静か。軒先に出て夜に耳を傾けていたら、普段話さないこともこっそり言えちゃうかも。

【買いもの】次の日の朝、宿の近くにお出かけ。おいしいパン屋さん2店

「haletto house SAKANOSHITA」のダイニングルーム

鎌倉で一泊して海のそばでむかえる朝は、ふしぎとすっきり起きられました。家族や友だちといっしょに朝ごはんを用意して、のんびり食事しようかな。

◎人気の食パン専門店「Bread Code by recette(ブレッドコード バイ ルセット)」

宿の近くにはパン屋さんやベーグル屋さんがあるので、朝の散歩のついでに寄ってみるのがおすすめです。

厳選した国産素材のみを使用している食パン専門店「Bread Code by recette(ブレッドコード バイ ルセット)」は、行列のできる人気店。なかに入ると、おいしそうな焼きたてのパンの香りがただよってきます。

「Bread Code by recette(本店)」のメニュー看板

5種類あるブロックパンのうち、開店からお店にならぶのはもっちり系の「山型食パン(プレーン)」「角型食パン(プレーン)」「角型食パン(リッチ)」の3種類。14時からはふんわり系の「鎌倉食パン」と「星の井食パン」が1日各20本の数量限定で並びます。

「Bread Code by recette」で買った「ミニ食パン」に「三留商店」で購入したジャムを塗った朝食

トーストには山型食パン(プレーン)がおすすめとのことなので、「ミニ食パン(プレーン)」(税込280円)を購入しました。家に戻り、「三留商店」で購入したジャムを塗っていただきます!

前日にパンを買って翌日の朝ごはんに食べたり、小さいミニサイズのパンを帰りの食べ歩き用に買ったりするのもいいですね。

「Bread Code by recette」についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

鎌倉から世界に届ける「日本のパン」― 行列ができる食パン専門店「Bread Code by recette(ブレッドコード)」

鎌倉から世界に届ける「日本のパン」― 行列ができる食パン専門店「Bread Code by recette(ブレッドコード)」

鎌倉駅から江ノ電に乗り換え3駅。降り立ったのは、大仏さまや観音さまで有名な長谷駅。今回ご紹介する「Bread …

2019-05-20 17:00

「Bread Code by recette(本店)」店舗詳細

Bread Code by recette(本店)

神奈川県鎌倉市坂ノ下22-23
TEL:0467-53-7307
営業時間:10:00-17:00 ※売り切れ次第終了
定休日:不定休(公式サイトのお知らせに掲載)
http://bread-code.com/

◎店内でひとつひとつ丁寧につくられる「なみまちベーグル」

「なみまちベーグル」の入り口

ベーグル専門店&カフェ「なみまちベーグル」も、「haletto house SAKANOSHITA」のすぐそばにあるお店です。

「なみまちベーグル」の陳列されたベーグル

開店は9時30分、閉店は16時ですが、午後には売り切れている商品も多いそう。早めに訪れるのがおすすめです。

「なみまちベーグル」の「ぶたさん」ベーグル

女性や子どもに人気なのが、この「ぶたさん」(税込240円)。もちもちしたやさしい甘さの生地がとってもおいしい! 鼻と耳の部分はマシュマロで、ベーグルのなかにはミルクチョコレートが入っています。

「なみまちベーグル」店舗詳細

神奈川県鎌倉市坂ノ下19-12
TEL:080-4578-7373
営業時間:9:30 – 16:00
Instagram

鎌倉で宿泊してみつける、自分だけのお気に入り

「haletto house SAKANOSHITA」の入り口

宿のチェックアウトは11時まで。たった1日の宿泊だったけれど、自分だけの「家」のようにほっと落ち着けた「haletto house SAKANOSHITA」。名残惜しいけれど、楽しかった思い出を胸に出発します。

「haletto house SAKANOSHITA」の前の小路

静かでありながら温度を感じる夜の雰囲気に、朝一番の誰もいない砂浜でひとり占めする海。今までの日帰り旅では気づかなかった、新しい鎌倉の魅力を見つけました。

長谷・坂の下の海岸沿いの道

鎌倉に暮らしているような時間を過ごせる、特別な宿。

今度はあのお店に寄ってみようかな。あの料理がおいしかったから、また訪れてみよう。もっともっと鎌倉を好きになれそうなヒントをお土産に、帰りの江ノ電に乗り込みました。

「haletto house SAKANOSHITA」施設情報

神奈川県鎌倉市坂ノ下20-14
チェックイン:15:00 (最終チェックイン:19:00)
チェックアウト:11:00
https://stay.haletto.jp/sakanoshita/

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秋の特集「日常」にであう旅 ― 鎌倉、ふだんづかい」では、鎌倉のコーヒー屋さんがおすすめするスポットをめぐる旅朝食屋「COBAKABA」「レストランCARO」を紹介しています。ぜひあわせてお読みください。

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この特集について

「日常」にであう旅 ― 鎌倉、ふだんづかい

吸い込む空気がきりっと清々しく、景色も色づいてきた秋。 いつもの週末を、もっとおいしく楽しく味わうために、 東京から気軽に行ける街へ、思いつきの旅にでてみた。 知っているようで、知らない。 気軽に行けるからこそ、何度訪れて...

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