今年も良い年に、開運・川崎大師散歩|京急のまちマガジン「なぎさ」

とんとこ、とんとこ……、軽快な飴切りの音が鳴り響く参道、その道を抜けると、言わずと知れた「厄よけ大師」がお目見え京急沿線が誇るパワースポット「川崎大師」で、運気アップの術を指南します。

記事の最後に、三浦・三崎を存分に楽しめるお得な「みさきまぐろきっぷ」が当たるアンケートをご用意しています。ぜひご応募ください。【応募締め切り:2018年3月31日(水)23:59】

【川崎大師散歩マップ】

今回の記事では、こちらの地図に沿ってパワースポットをご紹介していきます。

※クリックして拡大できます

参拝の前に、商店街で運気アップ

川崎大師駅を降りると、厄よけ大師さまへと続く、真っ赤な鳥居が入り口の表参道商店街道には、縁起担ぎのアイテムが大集結。

「元祖」「開運」「厄よけ」……。仲見世通りを歩いていると、看板を読み上げていくだけでも、運気が上がりそうな縁起の良い言葉が並んでいる。とんとこ拍子でリズミカルにまな板を鳴らす飴切りの音は、環境庁(現・環境省)が選定した日本の音風景100選のひとつ。江戸時代には神社仏閣の周辺が、今でいう繁華街のようなにぎわいを見せていたが、この通りでは、当時のにぎわいを再現したような光景を目にすることができます

散策すると、丸っこくて、小さくてかわいらしい縁起物をたくさん発見! これだけまとめてゲットできるのは、厄よけ大師さまを本尊とするこの地ならではです。言霊信仰を有する日本人らしい、遊びゴコロを感じる語呂合わせのお菓子やダルマなど、お土産にしても喜ばれるアイテムばかり。その中でも今回は、心くすぐるかわいい縁起物たちを厳選してご紹介します。

左上 松屋の飴総本舗のあんこ飴(地図A)、右上 松屋の飴総本舗ダルマのど飴(地図B)、左下 住吉屋総本店のくず餅(地図C)、右下 大谷堂のわらび餅(地図D)

まずは松屋の飴総本舗から2つの飴をご紹介。川崎大師といえばの代表格 “とんとこ飴”は、別名たんきり飴。あんこ飴(地図A)の柔らかくのびる生地は、長寿への願い。口に含むと、とろりとした食感と共に、ふわりと米の香りがします。

もうひとつ、コロコロと転がっていきそうな黒糖味のダルマのど飴(地図B)は、ハーブが入っていて喉に優しい。飴専門店が並ぶ仲見世通りで、ダルマ飴はここだけ。カラフルなフルーツ味もあるそうです。

つづいて住吉屋総本店からは、名前もめでたい久寿(くず)餅(地図C)を。小麦デンプンを使った関東の久寿餅は、滑らかでもっちり。喫茶室で黒蜜ときな粉をたっぷりつけて作りたてを食べるもよし、一人前の手土産ほどよい量うれしいサイズです。

大谷堂からは釜上げわらび餅(地図D)。ホーロー鍋のような容器に入った商品は、「自宅でできたてのわらび餅が食べたい」というお客さまの声により実現。レンジでチンするだけ。とろっとした食感がやみつきになります

左上 評判堂のときめきおみくじクッキー(地図E)、右上 みかど冨士原商店の揚げまんぢう(地図F)、左下 南天堂のエト吉(地図G)、右下 寺子屋本舗川崎大師店のもち焼きせんべい開運セット(地図H)

評判堂のおすすめは、ときめきおみくじクッキー(地図E)。辻占(日本の古い占い)を煎餅に巻き込んだ辻占煎餅をもとに作ったフォーチューンクッキーです。サクッと割っても凶はなし。小袋入りなので、お土産にぴったり。

川崎大師駅から歩いてほど近くに店を構えるまんじゅう専門店、みかど冨士原商店からは揚げまんぢう(地図F)。揚げたてまんじゅうの外はサクッ、中はしっとりこし餡。ホクホクほおばりながら、いざ、厄よけへ。

手製のお面やダルマがずらりと並ぶ、民芸品と仏具神具店、南天堂。今年の干支・戌がモチーフの陶器は、店主の奥さま手づくり。愛犬にちなんで名前はエト吉(地図G)

さいごは香ばしい匂いが店先まで漂うおかきどころ、寺子屋本舗川崎大師店。こちらのおすすめは、もち焼きせんべい開運セット(地図H)。10種類以上の手焼き煎餅がありますが、縁起物をかたどった巾着に入った詰め合わせは、老若男女に喜ばれそうです

さあ、いよいよ川崎大師に参拝しましょう。

川崎大師のNEWパワースポットを巡って、厄よけしよう

本堂での護摩祈願の前に、境内の注目スポットをご紹介します。

奇跡の銀杏(地図❶)
第2次世界大戦時、大空襲によって幹の大半を焼失したにもかかわらず奇跡的に蘇生した古木。生命力の象徴とされ、幹に触れて英気を養う人々も。

横綱 北の湖の銅像(地図❷)
川崎大師平間寺は、「憎らしいほど強い横綱」といわれた北の湖親方の菩提寺。

つるの池(地図❸)
池に架かる朱色の橋は、お釈迦さま、お薬師さまへと続く「やすらぎ橋」。欄干に刻まれている種子(梵字)に触れながら歩くと、仏さまとのご縁を結べるとか。

薬師殿(地図❹)
川崎大師開創880年記念に開設。薬師瑠璃光如来と信仰する人々を守る十二神将を奉安。ご本尊のご分身・なで薬師は、なでることにより身体健全、病気平癒が祈念できる。写経のほか、お参りの記念に、干支スタンプと色ひもで「薬師殿しおり」(無料)も作ってみましょう

しょうづかの婆(地図❺)
「葬頭河」がなまったもので、三途の川を渡る死者の衣服を剝ぎとり現世の罪の重さを測る「奪衣婆」が祭られている。お参りすると歯の痛みをとってくれたり、美人にしてくれたりするという。

福徳稲荷堂(地図❻)
五穀をつかさどる倉稲魂神(うかのみたまのかみ)を祭る。境内で唯一戦火を逃れた強運のお堂。

川崎大師 大本堂(地図❼)
ご本尊厄除弘法大師を中心に、不動明王・愛染明王などの諸仏を奉安。毎日お護摩が修行され、世界平和、国家安穏、信徒安全が祈願されている川崎大師の中心となるお堂。

馬頭観音(地図❽)
表参道の商店街沿いにある木造の観音さま。暴れ馬をもつなぎ止めていた大師参拝の馬止めの場所だったことから、赤い布に好きな人の名前を書いて奉納すると良縁がかなうとか。

五感を覚醒させる厄よけの秘法

火柱のような赤い炎に、ズンと響く太鼓と僧侶の読経。「川崎大師」で執り行われる護摩祈祷は、煩悩を炎で焼き尽くして願いをかなえる厳かな儀式。

通称「川崎大師」の名で知られるこの寺は、正式名称「金剛山金乗院平間寺」。成田山新勝寺、高尾山薬王院と並んで、真言宗智山派の大本山のひとつ。また、弘法大師を本尊とする西新井大師、妙光山観福寺と共に、“関東厄よけ三大師”ともいわれています

1128年に建立された川崎大師は、江戸時代に11代将軍・徳川家斉が公式参拝して以来、「厄よけ大師」として広く知られるようになったとか。初詣には、三が日だけで約300万人もの参拝者が訪れ、その列は川崎大師駅まで続く、全国でも指折りのパワースポット。

護摩祈祷に使用される護摩木(ごまぎ)は300円。願い事と氏名、年齢を書けば、ご利益がある。

厄よけ祈願には、受付所でお護摩を申し込んで大本堂へ。お護摩とは、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつ言葉。仏の知恵の火をもって煩悩(苦の根源)を焼き尽くすことをいいます。心身を清めた導師が中央の炉で護摩木を焚いて、ご本尊である厄除弘法大師さまを供養することで、参拝者の諸願成就を祈願するとのこと

お護摩修行は毎日定刻にあり、誰でも参拝することができます。始まる前にお坊さんのお話が15分ほどあり、その後、幾人ものお坊さんがずらりと勢ぞろいし、お経を唱えます。ピンと張った空気の大本堂に響き渡る、太鼓の音と僧侶の読経。

炎を見つめながら、心身を整え、手を合わせて心の中で願いをつぶやくのです。「川崎大師」では、お護摩の途中で、ご本尊の間近まで行ってお参りできるのが特徴で、だからパワーをもらえるのではないかともいわれています

新暦の前に使われていた旧暦では、1年のはじまりを立春の前後としていました。2018年の立春は2月4日。「うーん、こんなはずじゃなかったのに……」。新年早々、たとえそんな気持ちになっていたとしても、心配ご無用。2月、気持ちを新たに「川崎大師」で厄よけを! 大切なのは、お参りした気持ちを日々忘れずに過ごすこと。さあ、ここからが、今年の本番です

身につけたいお守りをアソートして金襴(きんらん)袋に入れ、オリジナルお守りの完成。

お参りの証しとなる御朱印。大本堂のほか、3カ所にお授け所がある。

川崎大師を中心に活気溢れるこの街。新しい季節は、街歩きで開運はじめはいかがでしょう。

(写真/濱津和貴)

この記事は京浜急行電鉄が発行する無料情報誌『なぎさ』2月号「特集川崎大師駅 沿線屈指のパワースポットへ」より抜粋しています。京急線各駅(泉岳寺駅を除く)や一部京急グループ施設において無料で配布中です。京急沿線へおでかけの際は是非ご覧ください。

〔提供元:京急電鉄〕

他の京急沿線の街の紹介も見る

蒲田アイキャッチ

蒲田、「街」を記憶するフロッタージュ|京急のまちマガジン「なぎさ」

町工場の扉を色鉛筆で記録する、「オオタノカケラ」の運営者・酒百宏一(さかおこういち)さん。 今号で

2017-12-05 11:50

三浦半島

絶景、三浦半島サイクリング|京急のまちマガジン「なぎさ」

ザザーン、潮の香りと共に聞こえてくる波の音。サワサワサワ、木々の葉がふれ合う山の音。自転車を

2017-10-03 18:00

横須賀の街をつなぐベーカリー|京急のまちマガジン「なぎさ」

ヨコスカ・ブランドのパン屋さん 三方を海に囲まれた三浦半島。その自然の恵みをひとつの形にし

2017-08-01 10:00

町中華から紐解く、京急沿線の街の魅力【京急 川崎・鶴見・横浜エリア】|京急のまちマガジン「なぎさ」

町中華というのは、昭和の時代に出来た個人経営の中華屋で、「中華」といいながらも、カレーライス

2017-06-01 08:00

【みなとみらい‐野毛・散歩】ファインダー越しから見るいまの横浜|京急のまちマガジン「なぎさ」

横浜エリアは、写真に収めたい風景がいっぱい! 空、海、建物、緑。 カメラの角度を変え

2017-04-04 16:00

まぐろが旨い。「みさきまぐろきっぷ」が当たるキャンペーンを実施中!

キャンペーン内容:アンケートに答えてくださった方の中から抽選で1組2名様に「みさきまぐろきっぷ」をプレゼント。

「みさきまぐろきっぷ」は京急電鉄が発行している、【電車&バスの乗車券】【まぐろまんぷく券】【三浦・三崎おもひで券】がセットになった、とてもおトクなきっぷです。
「まぐろまんぷく券」では、新鮮な「三崎まぐろ」を使った限定まぐろきっぷメニューを32の加盟店舗中から1つお選びいただけます。また、「三浦・三崎おもひで券」では、レジャー施設利用またはお土産の引き換えができ、三浦半島を周遊する2階建てバスの乗車や水中観光船への乗船、この土地ならではのお土産などを楽しむことができます。

三浦半島のおすすめスポットはこちら

■実施期間:2018年2月2日-2018年3月31日

■当選資格:アンケートを最後までご回答いただいた方

■抽選方法:キャンペーン締切後、当選者を決定します。

■当選発表:4月上旬、当選者の方にメールにてご連絡させていただきます。

アンケートはこちらから

「なぎさ」は京急電鉄沿線のまちマガジンとして、1956年11月1日に創刊した無料の沿線情報誌。京急沿線の魅力やおすすめスポットをご紹介しています。 発行日:隔月発行(偶数月の1日発行を予定) 配布場所:京急線各駅(泉岳寺駅を除く)、京急グループ一部施設など

このコラムについて

京急電鉄沿線のまちマガジン「なぎさ」

京急電鉄沿線のまちマガジン「なぎさ」。京急電鉄が発行するフリーペーパーです。偶数月の1日より、京急線各駅(泉岳寺駅を除く)や京急グループ一部施設において無料で配布しています。なぎさ編集部だからこそ知り得る、京急沿線の魅力やおすすめスポットをWeb版として紹介します。