ジンでいろいろジーンとなる 神田「GLOBAL GIN GALLERY」

突然ですが、私はお酒が弱い。普段はコーラを好んで飲む子供舌で、たまに飲んでも「とりあえずビール!」になってしまうし、冒険心がないから選択肢も広がりません。日に日にお酒に疎くなっていく一方の私が「ジン」の専門店を訪れることになりました。ちゃんとお酒の味が分かるか心配です。

お店はJR神田駅東口から徒歩3分ほど歩いたところにあり、街になじんでいて一瞬通り過ぎてしまいました。よくよく見ると外から見えるディスプレイにジンが数本並んでいて、青いポスターには「GLOBAL GIN GALLERY」と書いてあります。

GROBAL GIN GALLERY

お店に入るとたくさんのジンが! 珍しいデザインのパッケージを見ているだけでも楽しい。香水のようなデザインの物もあるので置物としてもかわいいです。小さなボトルの物もあって、お試し用としてもいいかも。

そもそもジンとは主に大麦やライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒。代表的な香りづけに「ジュニパーベリー」という果実を使用することが特徴とも言われています。日常的に飲む場合は、ジントニックやマティーニなどのカクテルが馴染み深いかもしれません。

こちらのお店に通う年齢層は20代から40代。ジン専門店はかなり貴重なのではないでしょうか。

Global Gin Gallery

代表の高山憲吾さんにお話をうかがいました。

高山さん:「ここはジン専門の酒屋で、大体120種類くらいのジンが集まってます。一番特徴といえるのはすべてのジンを試飲してから購入することができることです」

さらに、

「実はいま、女性の間でジンがブームなんですよ。インスタ(Instagram)にも昼間から海や山でジントニックを楽しんでいる写真を載せている人がいますね。ビール離れといわれる流れもあって、これからジンを飲む文化がもっと浸透してくるんじゃないかと思っています」

Global Gin Gallery

せっかくなので、高山さんにおすすめのジンを紹介いただきました。

1.KOVAL

アメリカ・シカゴでウイスキーも作っている会社で作られたジン。ウイスキーも含めてすべてオーガニックの製法にこだわっており、パッケージデザインは日本の京都を意識して作られているそうです。香りも強く、KOVALを隣で飲んでいると気づかれるほど。

KOVAL

海外の方が京都をデザインするとこんな感じになるんですね。何をイメージしながら描いたのか想像しても楽しいです。

2.SIEGFRIED

開けた瞬間、柑橘系の香りがふわっとして、とても飲みやすい。高山さんイチ押しの一品でもあり、来店した人によくお勧めするジンだそうです。

SIEGFRIED

ここで少し豆知識。ジンの度数は基本的に40度以上。いちばん低い度数は37.5度で、40度だとちょっと低いとも言われるらしいです。ビールは大体4~5度くらいですから、その違いがわかります。

3.季の美

ジン専門の京都の蒸溜所がつくるクラフトジンで、お米から作られる「ライススピリッツ」をもとに玉露、柚子、檜、山椒など日本を感じさせる素材も入っています。香りよりも味が印象的で、キリっとした飲み心地。

季の美

Global Gin Gallery

ワインは牛肉、ウイスキーはチョコレートなど、それぞれ味わい方があります。ジンを食事と一緒に飲むのはあまり想像できないので高山さんに尋ねると、

高山さん:「例えばジントニックは、イギリスなどで食前酒として楽しまれています。また、最近のクラフトジンはストレートで食後酒として楽しむスタイルもおすすめです。」

Harris Gin

高山さん:「1杯をゆっくり味わうという点では、むしろ普段あまりお酒を飲まない人の方がおいしさが分かると思います」

これまでのジンのイメージはなんといっても「アルコールの強い香り」。おすすめされたジンは果物や柑橘・ラベンダーの風味が本当にいい香りで、後味もすっきり。ストレートで飲んでいると体もぽかぽかしてきました。

これからの季節、冬の長い夜のお供にジンをゆっくりと楽しむのはいかがでしょうか。

Global Gin Gallery

東京都千代田区神田紺屋町27 神崎ビル1階
TEL:03-6260-9303
営業時間:13:00-22:00 不定休
アクセス:JR線「神田」駅から徒歩2分
http://www.gin-gallery.com

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