絶景、三浦半島サイクリング|京急のまちマガジン「なぎさ」

江奈湾干潟

江奈湾干潟

ザザーン、潮の香りと共に聞こえてくる波の音。サワサワサワ、木々の葉がふれ合う山の音。自転車を漕ぎながら耳を澄ませば、自然が奏でるメロディが聞こえてくる。今回は音楽家・平井真美子さんと一緒に、三浦半島で音さがし。

平井真美子

平井真美子(ひらい・まみこ)作曲家、ピアニスト。NHK BSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」など、映画、CM、テレビ番組の音楽制作、演奏を行う。
http://www.hirai-mamiko.com

三浦半島サイクリングマップ

サイクリングマップ

ポートでの乗り捨て可能でお得な「みうらレンタサイクル」を利用して、自転車でしか見られない風景を探しに行こう。「みさきまぐろきっぷ」でも利用可能!(詳細は記事の最後をご覧ください)

Feel a beat of the earth in Miura
五感のアンテナを解放して地球の鼓動を感じる

太平洋に向けて突き出す三浦半島。その地形は、2000万年前から1500万年前の遥か昔、海底に降り積もった堆積物が、その後、隆起して形作られていったという。隆起はいまも続いている。ドクン、ドクン、ドク、ドク……。ゴツゴツした岩礁を歩くと、足元から大地の鼓動が聞こえてくるようだ。

「右も左も険しい岩場に囲まれていると、いま自分がどこにいるのか、なぜここにいるのか、一瞬わからなくなってくる」

三浦半島

宮川湾から盗人狩へと向かう岩礁の道。

まるで火星のようなこの場所は、宮川湾から盗人狩(ぬすっとがり)という険しい崖へと続く岩礁。昔、盗賊が追われて、この山の端まで逃げ込んだとき、下を見ると、恐ろしい断崖と荒々しく波が巻き上がる様に、足がすくんで動けなくなり、たやすく捕まったことが由来。岩場が多いことから磯釣り場として人気が高く、凪いだ日には、釣り人たちの姿を多く見かける。

ピ〜ヒョロロ〜。ふと空を見上げると、鳶が気持ち良さそうに飛んでいた。そのまま海に目をやると、遠くの方で、色とりどりの外国船が挨拶をしながら行き交っている。

三浦半島

三崎口駅からはレンタサイクルに乗って来た。赤い電動自転車で、畑や林を颯爽と横切ってビューン。

「ここは高層ビルのような遮るものがなく、頬にふれる風も新鮮。自然の中にいるときは、思う存分、五感を解放して、身体に色々な感覚を取り込むようにしています。そうすると、音楽制作に向き合ったとき、身体に染み込んでいた感覚がジワッと出てきて、頭の中にメロディが流れ出してくるのです」

時折出会う釣り人と、挨拶を交わしながら歩く。地球の素肌に触れるような岩礁ハイクは、地面の表情が「いま、地球という星にいる」という実感を与えてくれた。

ひたすら続く岩礁を迷子のように歩き続けて30分。宮川湾から盗人狩を望み、毘沙門湾へと抜けていく。

A journey to find sounds in Miura
音を探しに、三浦半島へ旅に出る

畑の中を抜けて、県道215号線を自転車で走ることおよそ15分。

休憩は、松輪漁港の中にある『松輪エナ・ヴィレッヂ』へ。店内から見える海は、一本釣りの漁船が70隻ほど浮かぶ、穏やかな水面。

三浦半島

江奈湾の漁港

「海が静かだと風の音が聞こえてきます。小さな頃から、日々の中で感じることを、日記のように音で記録する習慣があって。例えば、海ひとつとっても様々な表情がある。今日は穏やかで、〝大人の海〟の風情ですが、天気が悪く、波が荒れて恐い音を出している海でも、そこに生きるエネルギーを感じるので、ドキドキするのです」

“大人の海”を眺めながら食べた、ご当地ブランドの松輪サバの炙りは、磯の香りが煙と混じって、スモーキーな味わい。

松輪エナ・ヴィレッジ

松輪エナ・ヴィレッジ

その後は違う表情の海を探しに、再び自転車で江奈湾沿いを戻る。

江奈湾には、神奈川県では数少ない干潟が2カ所。秋になると、シギやチドリなどの渡り鳥が飛来してくる、知るひとぞ知る探鳥地でもある。ひとが歩いていても、とくに気にすることなくとどまる鳥たちの様子に、この街のひとたちが自然を大切にしていることをうかがい知る。

「強い北風が吹くと、もっとカモメが集まってくるよ」

道行く漁師さんが、立ち止まって教えてくれた。遠浅の海なので、引き潮で砂浜が現れると、湾の端から端まで歩けることもあるのだとか。カニの種類が多いらしく、肉眼でもたくさん見つけることができた。

「ここは生き物の宝庫だね」

江奈湾干潟

江奈湾干潟

さあ、そろそろ出発しないと。

最後の海は、夕景に出会いに、市道35号線を走り、諸磯湾へ。狭い湾内には、ヨットが所狭しと係留されている。撮影地として有名なこの場所は、水面が穏やかで、天気が良いと正面に富士山を望むことができる。

諸磯湾

諸磯湾

「うーん、海、風、大地の営みの呼吸で胸がいっぱい!」

今日の海は、総じて〝大人の海〟。気軽に立ち止まることができる自転車だからこそ、ふと目にした風景をしっかり焼き付けることができた。耳を澄ませば、あなたにもきっと、半島が奏でるシンフォニーが聞こえてくるはず。

(写真/waki hamatsu)

この記事は京浜急行電鉄が発行する無料情報誌『なぎさ』10月号「特集三浦半島 絶景を巡る、サイクルロード。」より抜粋しています。京急線各駅(泉岳寺駅を除く)や一部京急グループ施設において無料で配布中です。京急沿線へおでかけの際は是非ご覧ください。

〔提供元:京急電鉄〕

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■当選資格:アンケートを最後までご回答いただいた方

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みうらレンタサイクル

 

みうらレンタサイクル

 

ポートでの乗り捨て可能でお得なレンタルを利用して、自転車でしか見られない風景を探しに行こう。「みさきまぐろきっぷ」でも利用可能!

A.三崎口駅ポート

三崎口駅「三崎口駅前観光案内所」
営業時間:9:30~17:30 季節により変更
休業日:年末年始

B.うらりポート

三浦市三崎5-3-1(うらりマルシェ内)
営業時間:9:00~17:00 無休

C.城ヶ島ポート ※返却のみ

三浦市三崎町城ヶ島650-70(城ヶ島海上釣堀 J’sフィッシング内)
営業時間:9:00~16:00
休業日:毎週火曜日(祝祭日の場合は翌水曜日)と年末年始

レンタサイクルのご予約や詳細情報、おすすめのコースは、下記URLをご確認ください。
https://www.miuracycle.com/

お問い合わせ/三浦市観光インフォメーション
TEL:046-888-0588

3段ギア付き電動アシスト自転車レンタル料金
3時間利用800円・1日利用1,300円 他、大人用・小人用の一般自転車あり。乗り捨て料金は別途500円。

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「COTONOWA」は、海辺でホーストレッキング、朝市グルメツアー、歴史などのテーマ街歩き、名喫茶店主の出張コーヒーセミナーなど、上大岡・京急百貨店が、学び・遊び・集いといった様々な「コト」を発信していく交流拠点。現在、三浦エリア以外でも50以上の講座やアクティビティを実施中。

お問い合わせ/京急百貨店 COTONOWA事務局
TEL:045-848-1111( 代表 )
お申込み/インターネット:http://cotonowa. jp(24時間)
店頭:京急百貨店 7 階=総合サービスカウンター内 COTONOWA 窓口(午前10時~午後5時)

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「なぎさ」は京急電鉄沿線のまちマガジンとして、1956年11月1日に創刊した無料の沿線情報誌。京急沿線の魅力やおすすめスポットをご紹介しています。 発行日:隔月発行(偶数月の1日発行を予定) 配布場所:京急線各駅(泉岳寺駅を除く)、京急グループ一部施設など

このコラムについて

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京急電鉄沿線のまちマガジン「なぎさ」。京急電鉄が発行するフリーペーパーです。偶数月の1日より、京急線各駅(泉岳寺駅を除く)や京急グループ一部施設において無料で配布しています。なぎさ編集部だからこそ知り得る、京急沿線の魅力やおすすめスポットをWeb版として紹介します。