【haletto report】「夏を愉しむ」ワークショップ 松山油脂×haletto

梅雨の終わりが近づく7月8日、halettoではオリジナルのワークショップを開催しました。

今回halettoが提案するのは「夏のお出かけを最大限楽しむ」ということ。

「暑い夏の季節、外で過ごす時間をもっと快適にしてほしい」そんな想いから企画したワークショップ。今回は、創業109年、石けんや化粧水などのスキンケア用品を取り扱う「松山油脂」とのコラボレーションです。夏休みのキャンプや温泉旅行などに一緒に持っていってほしい、「薄荷のボディソープ」と「オリジナルアウトドアスプレー」を作りました。

松山油脂WS

会場は、東京都墨田区にある松山油脂の本社。ここには工場も併設されていて、到着すると石けんの香りが微かに漂ってきます。
参加していただいたhaletto読者15人の中には、「休日はアクティブに動いて新しいことに挑戦しています」「疲れを和らげるために、夜アロマオイルを焚いてリフレッシュしています」と、いずれも活動的で美意識の高い人ばかり。アロマセラピーの資格を持っている人や、美容の仕事をしているという人も。

松山油脂WSのキット

 

松山油脂の製品の研究開発を担当する山﨑博子さんの、美容に関するミニ講義からスタートです。

【講義①】 30代の肌が生まれ変わるには20代の1.5倍の時間がかかる

松山油脂WSの様子

山﨑さん:「ターンオーバーのサイクルは『28日』と一般的に言われていますが、この数字、実は20代の日数なんです。肌のターンオーバーの日数は年齢とともに変わってきます。30代ならサイクルは『40日』です」

ターンオーバーの日数
※年代別ターンオーバー日数

肌は定期的に新しい肌細胞が生まれると同時に、古い肌細胞は垢となって肌の表面からはがれ落ちていきます。これをターンオーバーと言い、その周期は年齢によって変わってきます。最近、傷の治りが遅くなった、と感じるならそれはターンオーバーの周期が変わってきたサインかもしれません。

ターンオーバーが遅くなってしまったからと言って、早く古い細胞を落とそうと、ゴシゴシ強く洗顔してしまったり、過度なピーリングをしてしまうと、未完成の肌が表面にさらされるだけで、かえって肌荒れやごわつき、ニキビなどのトラブルにつながりかねません。正しい洗顔と保湿をして、正常なターンオーバーを促してあげることが重要です。

松山油脂WSの様子2

山﨑さんから、改めて知りたいお肌の仕組みについて勉強したあとは、早速、薄荷のボディーソープづくりのはじまりです。

【薄荷のボディソープ&オリジナルアウトドアスプレーづくり】

松山油脂WSの様子3

テーブルに用意されたのは、液体が入った数種類のボトルや瓶、スポイトなどの様々な器具。液体をスポイトで取り出し、カチャカチャとコップの中で精油を調合している様子は実験そのもの。白衣を着た山﨑さんのアドバイスのもと、約1時間でオリジナルのボディケアアイテムを完成させます。

WS使用のグリセリン

松山油脂WSの様子4

薄荷で香りづけをしたボディーソープ作りでは、清涼感あるメントールの香りが部屋中に広がり、爽やかな気分に包まれます。続くアウトドアスプレー作りでは、レモンのような香りの精油、シトロネラをベースに、ラベンダー、ゼラニウム、レモングラス、ペパーミントなど、いずれも虫除け効果のある精油を混ぜて、自分好みの香りを生み出します。

【講義②】 この夏を快適に過ごすためのアロマオイルを選ぶポイント

WS使用の精油

虫除けには「シトロネラ」と「レモングラス」

■シロトネラ
虫が嫌がる精油として有名なシトロネラは、苦味のあるレモンのような香りが特徴的。デオドラント効果もあるので、足湯に使うのもオススメです。
■レモングラス
気分を晴れやかにしてくれるような甘いレモンのような香り。虫除け効果以外にも、心を刺激してやる気を取り戻す効果があります。

リラックスしたい時は「ラベンダー」と「ゼラニウム」

■ラベンダー
鎮静作用があり、ストレスで緊張した心と体をほぐしてくれます。リラックスしたいときにオススメの香りです。
■ゼラニウム
甘いローズのような香り。女性ホルモンの乱れによる、不安定な気持ちや気分の落ち込みを和らげます。心を明るくしてくれる香りです。

シャキッと気分リフレッシュ「ペパーミント」

■ペパーミント
気分を引き締めてくれる爽快な香り。リフレッシュ作用があり、ストレスを和らげます。眠気を抑えたいときや、乗り物酔いの防止にもオススメです。

【講義③】 石けんを作り続けて70年、松山油脂が教える「正しい石けんの泡立て方」

石けんの泡

肌から出る皮脂は汗と混じりあい「天然のクリーム」となって私たちの肌を守り、保湿してくれます。しかしその皮脂膜は時間とともに汗やホコリなどの汚れが付着していきますし、皮脂膜自体も酸化してしまいます。これを取り除くために洗顔をする必要があるのです。この洗顔効果を高めるのが、ふわふわで濃密な、弾力のある「泡」。この泡の作り方のコツを、山﨑さんから教えてもらいました。

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正しい石けんの泡立て方のポイント
(1)水ではなく38〜40度のお湯で泡立てる
(2)空気を含ませるように素早く泡立てる
(3)泡立ちが悪い場合は途中で少しずつ水を加えて泡立てる
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松山油脂WSの様子5

お湯につけた固形石けんと洗顔ネットを使って、ふわふわの泡を丁寧に作っていきます。

ふわふわの石けん泡

汚れをきれいにするためとはいえ、ゴシゴシこすり洗いや皮脂を過剰に取るような洗顔の仕方はNG。肌を傷つけずにターンオーバーを正常に機能させるために、摩擦の負担をかけないよう、たっぷりの泡で優しく洗うのがポイントです。

【懇親会】 工場のある街「向島」

向島カドのパン

最後はお待ちかねのおやつタイム。松山油脂のブランド「北麓草水」のオリジナルジャムを、向島の喫茶店「カド」のくるみパンと一緒にいただきます。
【向島のおすすめスポットについてはこちら

北麓草水のジャム

柚子果皮と糀、生姜とハチミツ、薩摩芋とヤーコンの三種類のジャムはどれも濃厚で素材の味が引き立っています。焼きたてふわふわのくるみパンとも相性抜群。

向島のオススメスポット紹介

haletto編集部おすすめの向島のお散歩スポットを、スライドとオリジナルマップで説明しながらの贅沢なひと時です。

できあがり

松山油脂WS集合写真

参加者の皆さんからは、「美容についても勉強できてためになりました」「自分の好きな精油を使ってスキンケアアイテムが作れて嬉しい」「さっそくアウトドアスプレーを持って出かけたいです」など充実の内容に大満足の様子。精油の香りと美味しいおやつで癒やされたからか、皆さん暑さや疲れ知らずの元気な笑顔でイベントが終了しました。これからが夏本番。しっかりと肌のケアもしつつ、お出かけやアウトドアを楽しみたいですね。

 

編集・ライター

茨城県生まれ。旅行、スイーツ、下町大好き。きっちり計画立てるより、無計画でのサバイバル感に惹かれます。日焼けしやすく戻りにくい。最近始めたランニングによるくつ下焼けがほんのり自慢。

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