浅草の老舗「神谷バー」でゆるりと嗜む 心地よいひとり飲みと下町の社交

浅草「神谷バー」で女性の一人飲みにチャレンジ

神谷バーのデンキブラン

観光地・浅草で「日本最初のバー」として知られる「神谷バー」。実は、女性でもゆっくり楽しめる、あたたかな雰囲気のお店なんです。気になる名物「デンキブラン」を求めて、この有名店で一人飲みにチャレンジしました!

(こちらの記事は2017年2月24日に公開したものを2018年12月7日に更新いたしました)

レトロな佇まいにオリジナルカクテル……趣漂う「庶民の社交場」

仕事帰りの一杯や、恋人とのデート、友人と他愛もない話に花を咲かせる女子会……どんな飲み会も楽しいけれど、そろそろ「一人飲み」にも挑戦したいと思いませんか?

神谷バーのデンキブラン

「一人飲みの代名詞、バーならそのヒントが隠されているはず!」と向かった先は、日本で最初のバーとして知られる「神谷バー」。130年以上にわたって浅草の街とともに歩んできた「庶民の社交場」では、レトロな佇まいとお店自慢の「デンキブラン」が迎えてくれます。下町の趣を感じながら一歩足を踏み入れると、そこは世代を超えて笑い合う人々の声にあふれていました。

神谷バー店内

浅草の街を象徴する「日本で最初のバー」はレトロな雰囲気

神谷バー外観

東京メトロの浅草駅を降りてすぐ、雷門へと続く大通りに「神谷バー」はあります。通りには人力車が走り、吾妻橋の先にはアサヒビールの金色のオブジェを望む一等地。文化財にも指定されている明治13年創業の建物は、下町の情緒を感じさせるロケーションと相まってノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

神谷バー行列

この日は平日。「せっかくなら昼から飲んでみよう!」と思い、11時半の開店に合わせて訪ねてみると、すでにそこには人の列が……みなさん観光客かと思いきや、近隣の方も多く「いつも開店前から並んでいるよ」とのこと。わたしも並んで開店を待ちます。

神谷バー看板

外から見えるアーチ型の三連窓や、落ち着いた色味で統一されたクラシカルな看板など、隅々まで凝ったデザインなので見ていて飽きません。
浅草の街になじむ神谷バーの歴史に想いを馳せていると、いよいよオープンを迎えます。

 注文は先にメニューを選ぶ食券システム

神谷バー 内観

広々とした店内は、全部で146席。並んでいたお客さんが一気に入っても、ちゃんと座ることができました。最初に食券を購入するシステムなので、メニューを選びながらレジへ。次第に気分も高まってゆきます。

神谷バーのメニューサンプル

お店の看板メニューは、オリジナルカクテルの「デンキブラン」。創業した明治期は電気が珍しい時代だったため、目新しいものには「電気」をつけて呼んでいたことや、飲んだ時の電流が走るような感覚から、その名が付いたのだそう。ブランデーをベースにワインやジン、薬草などをミックスして作られていますが、レシピは未だに秘伝となっています。

メニューを見てみると、デンキブランは270円、その横にある「電氣ブラン(オールド)」は370円。聞けば、デンキブランがアルコール度数30度なのに対し、オールドは40度なのだとか。神谷バー初心者の私は、通常のデンキブランをいただくことにしました。

次のページでは、デンキブランの気になる味と、その歴史をご紹介します!

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神谷バー

台東区浅草1-1-1 1F
営業時間:11:30-22:00(ラストオーダー21:30)
定休日:火曜

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