【終了】ミクロの世界に広がる小さなアート。女性が楽しめる科学展「不思議で美しいミクロの世界展」

科学が織り成すアート。肉眼では見られない世界を覗き見る

こんにちは、ハレット編集部 佐藤です。
今回は「女性が楽しめる科学展」という文句に惹かれて、新宿・ニュウマン(NEWoMan)で開催中の「不思議で美しいミクロの世界展」開催日初日に訪れました。足を踏み入れるとそこに広がるのは幾何学でカラフルな写真の数々!

これ、何に見えますか?
スワロフスキーのクリスタルを集めて描いたハート模様…ではなく、ブナの芽の断面なんです!電子顕微鏡を駆使して撮影された細胞と管。外に向かって放射上に広がるピンク色はデンプンを貯蔵する柔細胞組織です。

虹色の輪を描くこちらの写真は、女性の美容に不可欠なビタミンC。偏光下で撮影することで、このように色鮮やかで美しい写真になるとは驚きですよね。

今回の展示は科学ジャーナリスト、ジュリー・コカールの著書『不思議で美しいミクロの世界』(世界文化社刊)より27点の作品を抜粋して展示。肉眼では見ることのできない世界の「美」を見せる企画です。

「日ごろ科学に造詣が深くない方でも、美しさに目を引かれることで科学への興味が沸き起こるような企画にしたい」と主催者。生物や鉱物などあえてジャンルレスに選定されているため、写真を見た後「それが何か」を知ったとき、大きな驚きと感動を覚えます。

大人の女性が楽しめる科学展。展示へのこだわり

中央に設置された台の上には8種類の岩石をスライスしたプレパラート。好きなものを選んで台の中心に設置すると、頭上に広がる岩石のミクロの世界…!

付近には実際の岩石も展示しているので、肉眼で見る形とミクロの形を比較しても面白いですね。玄武岩の拡大写真中央にハートのような形が見えました。見る人によってどんな模様、形をイメージするか、きっと違いがあるはずです。

展示の写真はモノクロ、またはグレーの電子顕微鏡写真に着色を施したもの。まさに科学とアートのコラボレーション!

「まずは何も考えずに直感で楽しんでみてください。直感で写真や映像を楽しんだ後に、一体これは何なのか、何故このように見えるのか、という思いを巡らせながら解説パネルなどで情報を得てみてください」と企画者。

冬のイルミネーションか、夏の花火か、もしくは別の何か…。皆さんはこの写真に何をイメージするでしょうか。実際にはこれ、放散虫という海中を漂うプランクトンなんです…。
日頃、私たちが目にしている生物や岩石ってこんなにも美しいんですね。この不思議で美しい展示の数々を見れば、きっと皆さんも科学への興味が沸き起こるはず。

こちらの拡大写真は「ほこり」。撮影場所は夏場の浴槽だそうです。…わが家にもこのアート作品は、ある気がします。

「物事を俯瞰で見る」ことで視野が広がるとはよく言いますが、「物をミクロレベルの超至近距離で見る」と…そこに広がるのはアートの世界。
私たちの想像を超えた科学作品の数々に、皆さんもインスピレーションが刺激されることでしょう。
年末年始の慌ただしさから切り離されたこの展示会場で、まっさらな頭とミクロな視点で見つめてみませんか?新しいアイデアが浮かんでくるかもしれません…!

 

不思議で美しいミクロの世界展

場所/NEWoMan新宿5階「ルミネ ゼロ(LUMINE 0)」
会期/2017年1月4日(水)まで
時間/11:00~20:00
※1月1日(日)は閉館
料金/無料

編集・ライター

茨城県生まれ。旅行、スイーツ、下町大好き。きっちり計画立てるより、無計画でのサバイバル感に惹かれます。日焼けしやすく戻りにくい。最近始めたランニングによるくつ下焼けがほんのり自慢。

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