「はとバス」が教えてくれた東京の街。

東京女子が初めてはとバスに乗車してみたら・・・

みなさん、はとバスに乗ったことはありますか? 東京の街で見かける黄色いバス。どんなイメージがありますか?

失礼ながらも、若い人向けというよりご年配の方向けという印象があったhaletto編集部。正直、私たちが乗って楽しめるのかなぁなんて半信半疑だったんです。

でも、この前地方から出てきたお友達に誘われて、乗ってみたらびっくり! 東京の街に住んでいるのに、全然東京を知らないことに気付かされたり、新しい発見がたくさんあってとっても楽しかったんです。

せっかくなのでその魅力をみなさんにもご紹介します。

意外と身近にあるはとバス乗り場!

バスに乗車するのは、東京駅のすぐ近くにあるはとバス乗り場。お仕事で東京駅にくることもたまにあるけれど、こんな場所にはとバスのスタート場所があったなんて!

新宿駅をはじめ、都内には他にもたくさんの乗り場があるんです。今までも無意識にバス停の前を通っていたかもしれないですよね。

他にもたくさんのツアーが開かれていて、季節に合わせた女性向けのツアーもあったり、気になるものがいくつもありました。

 

東京都内にある4つの庭園へ

今回、6月の取材日に参加したのは、「菖蒲の名園と目黒雅叙園百段階段」をめぐるツアー。明治神宮御苑に目黒雅叙園、六義園、小石川後楽園と都内有数の庭園をめぐりながら、季節のお花を楽しめるんだそう。

たしかに、どの庭園も名前は聞いたことある! ……で、でもどこにあるの? 見どころは何?? もう、これだけで知らない東京がいっぱい!まさに東京再発見にぴったりのコースです。

明治神宮御苑

明治神宮も新宿御苑も知っているけど、「明治神宮御苑」は初めて耳にする方も多いのでは?

原宿駅からすぐの明治神宮。そのメインストリートからちょっと入ったところにあるんです。「清正井(きよまさのいど)」と聞いたら「あぁ~!」と言う方も増えるハズ!そう、スマホの待ち受け画像にすると運気があがる、パワースポット好きの間ではよく知られている井戸がある場所なんです。

入場料の500円を払うだけで自然がたっぷり楽しめちゃうんです! 明治神宮の敷地内にこんなに広い庭園があるなんて知らなかったので、それだけでも驚き。どこまでも広がる緑に、思わず叫びたくなってしまいます(笑)

さらに奥に行くと今回の目的、菖蒲の花がつつましげに咲いています。ここが渋谷区だなんて、信じられないですよね。

目黒雅叙園

「昭和の竜宮城」とも呼ばれる目黒雅叙園。結婚式場として使われることの多い施設です。今回の目的は、建物内にある文化遺産でもある百段階段!

階段の間にある広間を使って美術品が展示されていて、文化遺産である建物と作品のコラボレーションが楽しめる珍しい場所です。

実はここ、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになっているんです! 東京に住んでいるのに編集部の誰もこのことを知りませんでした……。こんなにすぐ近くにこの映画を感じられる場所があったんですね!

夏以降に行われる展示のポスターも貼られていて、「次はあのお友達とこの展示を観に来ようかな」なんて、次のワクワクも見つけちゃいました。

そしてランチは女子向けメニューが豊富なビュッフェスタイルでいただきます。シェフがその場でカットしてくれるお肉料理もあって、ツアーにセットのビュッフェとは思えない豪華さ。

ビュッフェ以外にも、ラウンジでスイーツを楽しめるランチコースもあるので、少しリッチなランチ女子会をしにきてもいいなと思いました。

六義園

目黒雅叙園でお腹を満たしたあとは、六義園であじさい鑑賞。

駒込駅から徒歩7分という立地ですが、入ってびっくり!こ~~~んなに広い庭が広がっているんです!まさに都会のオアシス!

水辺では、日本情緒漂う景色のなかを歩くことができて、涼し気な水の音と、緑が風に揺れる音に五感を使って癒やされます。

庭園内にはお茶屋さんも。

池とあじさい、ピンクのサツキを愛でながらお抹茶を堪能しちゃいました。

のんびり園内でデートをするのもリラックスできていいですよね。

今回はアジサイを楽しみましたが、春にはしだれ桜、秋にはもみじの夜間ライトアップも行われたりと季節に合わせた楽しみ方ができるのが魅力です。

小石川後楽園

東京ドームのすぐ近くにある名園といえば、小石川後楽園。ラクーアの名前で親しまれるドーム近くの遊園地、以前は後楽遊園地なんて呼ばれていたこと、最近の若い方はご存知でしょうか?

東京のまんなかでゆったりした時間を過ごすのにぴったりです!名前は聞いたことがあるけれど、行ったことのなかった名園をめぐり、東京にこんなにも緑があるんだと驚かされた今回のツアーでした。

思わず誰かに話したくなる「知らない東京」

今まで知らなかった場所に行けるのはもちろん、何より面白かったのは、道中のガイドさんのお話から今回の目的「知らない東京」を知ることができたことです!

どうして神田にカレー屋さんが多いのか、小学校のときに歌った「春の小川」の舞台が東京のどこなのか。みなさんは知っていますか??

国立競技場の屋根はワイヤーロープで吊るされていて、建物内にほとんど柱がないなんていう豆知識から、現在、東京で行われている最新のイベント情報まで。移動中も、東京の今と昔にまつわる情報の発見ばかり。

今度、近くを通ったら「実はあの場所はね…」なんて、つい誰かに話したくなってしまいます。

そんな「へー!」と言いたくなる情報をたっぷり披露してくれたガイドの村上さんが思う東京の魅力とは、「近代と江戸時代の面影が残っているところ」だそう。

たしかに今回のツアーでも、東京の街で過去から受け継がれてきた自然の面影をたくさん感じることができました。

東京の「点と点」が「線」につながる楽しさ。

そして、今回もうひとつ面白いと感じたのが、点としてしか知らなかった都内のスポットが線でつながったこと。東京女子の移動手段って基本は電車ですよね。

だから、駅単位ではそれぞれの場所を知っていても、街同士の位置関係や距離感があまりよく分かっていなかったかも。いつもよく知っている場所のすぐ近くに大自然が広がっていたり、すぐ近くに有名な映画の舞台があったり・・。

でもバスでまわることで、この駅とこの駅が近いんだ、この間にこれがあるんだねと、点と点が線で繋がる。そんな楽しみも感じることができました。

東京に暮らす人にこそ体験してほしい。

数時間まわっただけなのに、自分が生活している東京には知らないことがたくさんあったのだと気付かされました。

他にも浅草をまわるツアーや日本文化体験コースなど、たくさんのコースが用意されていて、選ぶ時間も楽しいのははとバスの魅力かも。

数時間まわっただけなのに、自分が生活している東京には今まで知らなかった魅力がたくさんあったのだと気付かされました。もしかしたら、普段「東京」を知ろうと意識していなかったのかもと少し反省。でも裏を返せば、知ろうとすれば面白いことは意外と近くに転がっているということかもしれません。

そんな東京の街を知る手段のひとつに、はとバスを活用してみてはいかがでしょうか? これからもっと世界からの関心も高まる都市、東京。「自分の語れる街」をもっと増やしていけたら素敵な気がします。

 

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